世界一受けたい授業では血圧サージの対策として2つの方法を紹介していました。それはワカメの酢の物を食べることとこの寒い時期は普段からスリッパを履くということでした。詳しく教えてくれたのは、東日本大震災で被災された方々の血圧を6年以上も測り続けて健康に役立てているという宮城県の南三陸病院の副院長の西沢匡史先生でした。
ワカメの酢の物が血圧サージの対策になる理由
1月は血圧サージが起こりやすい季節で一番危ないという。血圧サージが体の中で起きると、大量の血液が流れて血管が膨張します。その後血圧が下がると血管は元通りに縮みます。
これが繰り返されると血管の壁が固く厚くなっていきます。その結果、血管はもろくなって詰まりやすくなるという。これが動脈硬化だという。
この状態で再び血圧サージが起きると血圧の上昇を血管が吸収できずに血管が詰まってしまったり、破れてしまうこともあるという。
これが脳で起きると脳卒中、心臓で起きると心筋梗塞となるということでした。
血圧サージは若い方でも生活習慣が乱れると容易に起きるということでした。
ワカメペプチドで血圧サージの予防?
西沢先生が血圧サージ対策としておすすめな食材としてワカメを紹介してくれました。
ワカメに含まれているワカメペプチドという成分には血圧を下げる効果があるという。
ワカメの酢の物
さらに、ワカメと一緒に摂って効果的なのがお酢。酢に含まれている酢酸には血圧や総血中コレステロールを下げる効果が期待できるという。
そこでおすすめなのがワカメの酢の物だということでした。血圧を下げるのには効果的な食べ物だという。
血圧サージが1度起きたからと言って大きな病気になるわけではなく、若いうちから血管へのダメージを蓄積させないようにすることが重要になってくるとのこと。
自宅でスリッパを履いて血圧サージ予防
2つの目の血圧サージ対策として紹介していたのが、家の中でもスリッパを履くということでした。
この時期に感じやすい足元の冷え。これが要注意だという。
足元の冷えが10度の場合と20度の場合とでは、20度での最高血圧が122だったのに対して、10度の場合は131と平均9ミリも上昇したというデータもあるという。
自宅にいる時はスリッパを履いて足元の冷え対策をすると良いそうです。
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