あさイチでは以外な原因の脳梗塞について取り上げていました。40代で更年期を迎える女性は高血圧に注意。たかが高血圧でも放置しておくとやはりよくないとのこと。また、心臓の不整脈(心房細動)が脳梗塞の原因となる血栓を作り脳を詰まらせることもあるとか。
脳梗塞の原因が心臓にあるケース
67歳の時に脳梗塞を発症した女性。これまで大きな病気になったことがなく、健康には自信があったという。というのも、成人病も無く血圧も正常、飲酒や喫煙などもしていない生活を送っていた。
医師も当初、なぜこの女性が脳梗塞をなったのかわからなかったという。
女性に異変が現れたのは、買い物から帰る途中だったという。突然買い物袋を持っていた手から買い物袋が落ちたという。もう一方の手で拾い上げ、また、袋を持とうとするも、力が入らなくなっていたという。
急いで帰宅して自ら救急車を呼んだという。すぐに救急隊が駆けつけ病院に運ばれたという。
この方の脳梗塞の原因は心臓にあったという。
心房細動(不整脈)が原因の脳梗塞
心臓には4つの部屋があり、一定のリズムで動いている。ある時、左心房の収縮が不規則になり、細く震える心房細動という不整脈が発生。
その結果、左心房の中の血流がよどみ始め、固まりやすくなり血栓が生じるという。
その血栓が血管を通って脳に運ばれ血管をつまらせると脳梗塞になるという。
退院したこの女性は、今も不整脈はあるが、薬で血栓ができないようにしているということでした。
更年期の高血圧が原因の脳梗塞
更年期に入り高血圧が原因で脳梗塞を発症した40代女性のケース。
ある朝、いつものように冷蔵庫を開けるとメニューが決められず15分位悩んだという。なんとか弁当を作り終えた女性。
異変を感じながらもパートに出かけた。電話対応をしている時、突然ろれつが回らなくなったという。いつもより話しづらく、口元が突っ張る感じがしたという。
昼休み、朝よりも口が突っ張る感じがしたという。そのため会社を早退して急いで病院を受診したという。診断結果は脳梗塞。その場ですぐに入院。薬による治療を行ったという。
この女性の脳梗塞の原因は更年期による高血圧でした。
パート先で毎年受けていた健康診断でもその兆候がでていたという。更年期の症状が出始めた5年前の健康診断の結果によると、上の血圧は115と正常だったのに対して、突然144に血圧が急上昇したという。
その後も140前後を推移していたという。脳梗塞を発症した時の最高血圧はなんと170になっていたということでした。
日頃から血圧を測り異常があったら医師の診断を受けるようにすることでこのようなリスクを少しでも減らすことができるようです。
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