田舎にポツンとあるベビー用品専門店の西松屋。実は僕が住んでいる近所にも西松屋があり、いつもほぼ駐車場がガラガラ。でも潰れずに経営している。以前からちょっと不思議でした。その西松屋の儲かりの秘密というをがっちりマンデーで見てちょっと潰れない理由が分かりました。
うさぎのマークでお馴染みの西松屋の看板。店内はもちろん子供服や子供用の布団など子供向けのものばかりが陳列されている。昨年の売上はなんと1225億円で、全国に857店舗も存在している。ベビー子ども用品業界トップ。
西松屋の儲かりの秘密
店内はなんとガラガラ、担当者曰く「繁盛しないのが良い」と一言。でも、繁盛しないのが西松屋の儲かりの秘密なんだとか。
西松屋人気の秘密
西松屋は店内はガラガラでも実は人気がある。それは値段が安いから。色とりどりの靴やシャツなど種類も豊富。
こども服はすぐに着られるなくなるので、お手頃価格の方がいいというわけです。安い洋服はお母さんの味方。
繁盛しなくていいガラガラ戦略
お客さんが店舗にあまり来ないからこそ儲かるという。これはガラガラ戦略と呼ばれているそうです。ガラガラと言ってもそこそこお客がいる。
1日の平均客数で言うと170人位。1時間に17人ほどの客が来れば儲かる仕組みになっているという。これは、お客にとってもメリットが有り、それは、レジに並ばなくてもいい、静か、移動スペース(ベビーカーなどの)が確保できるなどといったこと。
これを実現するために、店舗を広く作ったり、店舗数を増やしたりしてあえてガラガラの店内を作っている。
コストを下げている
兵庫県にある、とある西松屋では店舗面積700平方メートルあたり、従業員の数はレジも含めて3人しかいないという。ガラガラなので店員の人数も必要なし。しかも、店長は年齢が若く複数の店舗の店長を任されている。主にアルバイトのシフト管理などを行っているという。
少ないスタッフで運営できる仕組み
もちろん店舗は少ないスタッフで回せるように工夫が凝らされている。普通の店にあるマネキンやワゴンといったものは一切置いていないという。きせかえの手間やたたんだりする手間が掛かるから不要とのこと。
ハンガーでかけるというユニークな陳列方法とっているので簡単に商品の入れ替えができる。また、入荷された商品はすでにハンガーがついており、袋を破ってかけるだけ。
西松屋にある駐車場をみてガラガラだと思っても、それは戦略だと思う人はあまりいないでしょうね。
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