膀胱炎は細菌によって膀胱に炎症が起こる病気ですが、細菌によらない膀胱炎の患者さんも増えているという。この膀胱炎のことを異色膀胱炎(間質性膀胱炎)と呼ばれているそうです。モーニングバードではこの異色膀胱炎の治療法や原因などを詳しく取り上げていました。
異色膀胱炎になりやすい人
女性はもちろんのこと、最近では男性にも異色膀胱炎が多い事がわかってきている。20歳前後からかなり年配の方まで幅広く分布しており、女性は3人に1人、男性で10人に1人の割合の数で発症している。
女性は男性に比べてなりやすい。
異色膀胱炎の原因とは
残念ながらはっきりとした原因は不明とのこと。ひとつにはストレスや尿の中にある成分で起こすアレルギー反応が原因という説もあるとか。
異色膀胱炎の危険度チェック
6つの質問のうちどれくらい当てはまるのかチェック
- トイレの回数が増えた
- 下腹部に違和感がある
- 我慢すると下腹部が痛い
- トイレの直後すぐに再び行きたくなる
- 柑橘類を食べると下腹部が痛い
- コーヒーを飲むと下腹部が痛い
2つ以上当てはまったら異色膀胱炎の可能性があるという。
異色膀胱炎の治療法
膀胱水圧拡張術
膀胱鏡検査と同時に治療も行う方法。膀胱に生理食塩水を注入して膀胱を拡張する。これそのものが治療にもつながるという。これによって膀胱内の炎症で固くなった部分が剥がれ新しい粘膜が再生する。
家庭で行う簡単な改善方法
排尿と食事を同時に記録する。排尿の記録には痛み度合いもチェックする。異色膀胱炎の人は、その人に合わない悪い物質を食べ物や飲み物で摂取している可能性があるので、それを発見する。
例えばみかんを食べた日に限って痛みの度合いが強いなどなど。炎症の原因となる食べ物や飲み物を見つけてそれをさけるようにすることで病状を改善する。
実際に柑橘類やカフェインをさけることで症状がだいぶ良くなったという人が多いとか。
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