内臓もむくむことがあるそうです。手、脚、顔はもちろんのこと内臓もむくむことがあるということでした。内臓のむくみは放置しておくと命の危険もあるということでした。目には見えない内臓のむくみはどう見つけたらいいのでしょうか。また夜の咳は肺がむくんでいるサインかもしれないということでした。L4YOUでは内臓のむくみについて詳しく取り上げていました。
肺のむくみの原因と症状
むくみ状態とは
むくみの状態とは血管から水分がにじみだしてさいぼうに溜り水浸しになった状態です。多くの場合時間が立つと消えてしまいます。
内臓のむくみの原因は慢性の夏バテ。顔や足がむくまなくても内臓がむくんでいる人が増えているということでした。
ある女性のケースでは、夜に横になって寝ようとすると咳が出るという症状があったということでした。夏バテによる夏風邪かと思っていたそうです。実は、この夜の咳こそが内臓がむくんでいるサインでした。
レントゲンでみると、肺の下の部分が水浸し状態になって浮腫んでいました。この女性の場合は肺に水が溜まっていたことが原因で夜の咳が出ていました。
肺のむくみの症状
- 仰向けに寝ると苦しい:息苦しいので座って眠る人も多い
- 簡単な運動でも息切れする:デパートの階段を1階から3階までのんびり歩いて息切れする程度
- 時間が経ってもむくみが消えない:1日経ってもむくみが消えない
こうした症状が肺のむくみの症状の特徴ということでした。
内臓のむくみチェック法
内臓が浮腫んでいるかどうかをチェックする方法は、手の甲を親指で押して放す。すぐに戻らなければ内臓がむくんでいる可能性が高いということでした。
肺のむくみ 3つの病気が隠れている可能性
先の例では、肺がむくんだ原因は実は他の臓器に原因がある可能性があるということでした。他の臓器の大きな病気の兆候である可能性もあるということでした。
①肺がむくんでいる人で一番多いのが心臓が原因のケース。放置いしておくと心不全になることもあるということでした。その他にも、胃がむくむと胃もたれ、肝臓がむくむと倦怠感などを引き起こします。腎臓がむくむと夜間頻尿を引き起こします。心臓にによってこれらの臓器への機能不全が起こる場合があるということでした。
心不全の予防には減塩と適度な運動が大切ということでした。1日の塩分摂取量の目安は10g未満。女性は8g未満ということでした。ラーメン1杯をスープまで飲み切るとそれで食塩の量は5gと言われています。
②慢性腎臓病の可能性がある。慢性腎臓病の場合、腎臓の働きが悪いので上手く尿を作ることができません。そのために体中に水が溜まると言われています。その水分は肺に溜り、よるの咳の原因になる。腎臓の機能が60%を切るとこのような症状が出る場合があるということでした。
慢性腎臓病の予防法は、減塩とたんぱく質を控えること。
③肝臓が硬くなる、肝硬変で血液中のたんぱく質が減少することで起きる場合があるという。肝臓の働きの中にたんぱく質の合成があります。肝硬変になるとその機能が衰えたんぱく質が減少します。たんぱく質には水分を引き止めておく力があり、それが減少することで血管から水分が漏れやすくなってしまうということでした。
コメント