林修先生の本を100倍楽しむ方法 笑っていいとも6月17日

6月18日の笑っていいともでは、林修先生の本を100倍楽しむ方法が紹介されていました。観ててとても面白かったのでまとめておきました。林修先生は予備校で現代国語を教えている先生で、中学時代に夏目漱石、芥川龍之介、志賀直哉を読破していたという読書のつわもの。

先生曰く「本を読まないのはもったいない」とのこと。本は先人の知恵の集大成。本はいつ読むの? 今でしょ!

林修先生の独断の本の100倍楽しむ方法は次の通り。

本の1行目、最初の1ページ目で判断する

本の1ページ目は、作者が命がけで考えて書くところ。そこでピンとこなければ、いったんは読まなくてもいいという。ただし、その時の自分に読む力がないときは、後から「これすげー」と思うこともあるとか。

とにかく、1ページ目をみて直感で決める。

ちなみに先生は、『夏目漱石の吾輩は猫である』に感動したそうです。それは、1行目からの「吾輩は猫である。」に相当インパクトを受けたそうです。

吾輩は猫である

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作者の顔を見ながら本を読む

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その本の作者がどんな顔をしているかを基準に本の選ぶ。この理由は、顔がわかることで、その作者が異性にモテたのかモテなかったのかということがわかり、その文学に決定的に影響を与えるという。

かっこいい作者はかっこいい文学を書いてしまうという。

この例で林先生が紹介していた本は、武者小路実篤(あまりモテそうでないタイプ)が書いた『友情』。この本の登場人物で主人公の野島君が武者小路実篤で大宮君という人がイケメンの志賀直哉。

この二人が杉子という女性をめぐる三角関係をめぐるドラマを描いている作品。この作品では野島君のモテなさっぷりが対比されていて面白いんだとか。

本をこのような視点から見ると、つまらないと思っていた小説も面白く感じるかも。

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