体が睡眠薬を作る病気!アン・サムナー、世界仰天ニュース

体で睡眠薬を作る病気と戦っている女性がいるという。奇想天外なニュースが世界仰天ニュースで紹介されていました。体が睡眠薬を作るというから、眠りたくないのに眠い状態が続く。これはアメリカはジョージア州アトランタに住む弁護士アン・サムナーさんに起こった症状。ちなみに現在は治療により症状は緩和され充実した生活を送っている。

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脊髄液から睡眠薬に似た成分が検出

2005年アン・サムナーは弁護士として活躍、特許などを専門としていた。
しかし、アンはいつも激しい睡魔に襲われていた。
どれだけ寝ても、寝足りない。仕事中でも激しい睡魔に…

この症状は大学の時に気づく。
ちゃんと寝ているはずなのに。その後も睡魔に襲われていた。病院へ言ったが原因は不明。
弁護士として活躍し始めたが謎の眠気は容赦なく襲ってくる。

興奮剤を飲んでその時対処していた。ところが、興奮剤の副作用が…部屋まで着くと崩れるように眠りに落ちた。なんと2日間も目覚めないこともあった。

医者は原因が分からない。両親も心配だった。食事もまともにできずやせ細っていった。

事務所を退社した。

脳外科医のデイビッド・ライ博士との出会い

アンは運命を変える医師と出会う。脳外科医デイビッド・ライ博士はこの病気を担当することになった。
様々な角度から検査を行う。脳波、ホルモン、腫瘍などがないかに至るまであらゆる検査を行ったがこれといった原因は見つからなかった。

ライ医師はある論文と出会う。
他の患者の睡眠障害に関するものだった。

やっていない検査が実は1つあった。それは脊髄液を検査すること。
無色透明な液体。この脊髄液を調べること脳内の異常を調べることができる。

この検査でとんでもないことがわかった。脊髄液から睡眠導入剤に似た成分が検出された
試しにこの成分を解毒する薬を投与した。すると長く続いた眠気がなくなる。
アンは長年の苦しみから開放された。

この病気は未だに研究中とのこと。

クライネ・レヴィン症候群

このアンの病気と似たような病気にクライネ・レヴィン症候群というのがある。
イギリスはワージングに住むルイーザ・ボールさん当時16歳がこの病気を患っていた。ダンスが得意。1度眠ると10日間眠り続けるという症状。

薬を処方してもらったことで長期間眠り続けることはなくなった。

クライネ・レヴィン症候群は世界で1000例ほどしか報告がない珍しい病気。

眠りにおちている間は、呼吸、血圧、脳波などは一般的な浅い眠りの状態が続く
主に青年期に発症
1日の大半を眠って過ごす状態が数日から2週間ほど続く
眠りの瞬間は突然やってくる。
専門の薬で症状は緩和され以前のような長期間眠り続けることはなくなっているという

アンの病気とは違っている。

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