あさイチでは、水道管の老朽化について取り上げていました。番組では家庭内で使われているかもしれないという鉛の給水管の見分け方を紹介していました。この鉛の給水管は健康被害を与える可能性があるので注意が必要とのこと。水の環境やインフラに詳しい専門家の吉村先生が詳しく教えてくれました。
全国に7%ある鉛の給水管
鉛の給水管は昭和8年から昭和58年まで全国で使われていたそうです。
この鉛管は鉛イオンが溶け出してそれが健康に被害を及ぼすということで1994年から全国で使用禁止になっているとのこと。
しかし、実は家庭内にこの鉛の給水管が残っているのが問題だということでした。
約全国に300万世帯でこの鉛の水道管を使っているところがあるということでした。
自治体によっては、注意喚起をしているところもあるとか。
東京都では鉛製の給水管に関しては、朝一番に水道水を使うときや、水道水をしばらく使わなかったときはバケツ1杯程度の最初の水は飲水以外に使うことを推奨しています。
10円玉を使った鉛の給水管の見分け方
給水メータのついている配管の前後を覗いて、配管を10円玉でいろいろとこするそうです。
鉛は柔らかいので、擦ったところが銀白色になるとのこと。
台帳があるところは鉛管かどうか把握されているそうですが、そうではないところもあるのでその場合は近くの水道局に相談すると良いとのこと。
鉛管が一番多い県
余談ですが、鉛管が全国で一番多い県は香川県だそうです。
ここでは、鉛管を取り替えるときには補助金が出るとのこと。
感想
家庭内の給水管が鉛管だったらちょっと嫌ですね。