緑茶のエピガロカテキンガレートを多く出すいれ方とは?緑茶のカフェインは20mgで1日に飲む量は5杯!

今でしょ講座では、血管の詰まりに効果があるお茶として緑茶を取り上げていました。なんでもエピガロカテキンガレートというカテキンがコレステロールの吸収を抑えてくれるためだとか。番組ではこのエピガロカテキンガレートを多く出すための緑茶のいれ方や1日5杯以上飲むと脳梗塞予防に良い理由、そして緑茶のカフェインについての疑問について取り上げていました。詳しく教えてくれたのは、お茶の研究20年以上の医師 松井輝明先生でした。

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血管の詰まりに効果的なお茶は緑茶!

血管におすすめなお茶は緑茶でした。緑茶に含まれているエピガロカテキンガレートが血管の詰まりに良い作用が期待できるということでした。

エピガロカテキンガレートは緑茶に含まれている4つのカテキンのうちの一つ。

他のお茶にもエピガロカテキンガレートは含まれていますが、緑茶には特に多く含まれているということでした。

エピガロカテキンガレートの効果

  • 小腸から吸収されるコレステロールをへらす
  • コレステロールを体外へ排出するのを促す

この働きによってこのエピガロカテキンガレートが悪玉コレステロールを減らし健康な血管を維持するのに役立つとのこと。

エピガロカテキンガレートは間違った飲み方をすると台無しになるという。

エピガロカテキンガレートを多く出す緑茶のいれ方

血管に良い成分のエピガロカテキンガレートを多く出すために医学的に正しいお茶のいれ方があるとのこと。

そのいれ方をまとめると次のようになります。

  1. 湯呑にポットのお湯をまず最初にいれます。そして少し冷まします。
  2. 次に急須に先程湯呑にいれたお湯をいれて少し冷まします。
  3. 最後に湯のみにお茶をいれます。

カテキンが一番でやすい温度というのは70度から80度。なのでポットのお湯をいきなり急須にいれてお茶をいれてしまうとせっかくのカテキンが台無しになってしまうということでした。

緑茶を1日5杯以上飲むと脳梗塞のリスクが低下

次に緑茶を1日に飲む量に関してですがこれは1日5杯以上がおすすめとのこと。

東北大学の研究によると40から79歳の男女4万500人を対象に緑茶を飲む頻度と脳梗塞の関係を調査。

これによると1日5杯以上のんだグループは男性は42%、女性は62%も脳梗塞のリスクが下がったということでした。

最新の調査によると静岡県の100歳以上の8割の方が1日緑茶を5杯以上飲んでいたということでした。

緑茶のカフェインの量は健康的に大丈夫?

お茶を5杯以上飲むと脳梗塞のリスクが下がったり、100歳以上の方が多く飲んでいるということですが緑茶にはカフェインが含まれています。

1日のカフェインの摂取量は健康的な方であれば400mg以下なら健康への心配は少ないということでした。

緑茶のカフェインの量は湯のみ1杯でおよそ20mg

なので20杯程度は飲んでも大丈夫という計算になるが、松井先生によると最高でも1日10杯程度にしておいたほうが良いとのこと。

緑茶を飲む時間は?食後3時間後

続いて緑茶を飲むタイミングの話です。松井先生によると、食べた食事のコレステロールは約3時間ほど小腸に到達するので、お茶を飲むタイミングとしては食後3時間たってから飲むのが効果的とのこと。

これによって小腸からコレステロールの吸収を抑える効果が発揮されるとのこと。

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