ノンストップでは、知らないと損するお手軽簡単な食品保存術の第2弾を取り上げていました。白菜、大根、新玉ねぎの冷蔵保存から早く食べごろにする保存方法やじゃがいもの芽の成長を抑える保存方法などを紹介していました。詳しく教えてくれたのは、料理研究家の島本美由紀さんでした。
食品保存術第2弾 食品保存の常識
白菜の冷蔵保存の方法
白菜は内側と外側に分けて保存するほうが良いとのこと。
というのも外側から内側に養分を送る性質があるので内側と外側で甘みに差が出てしまうそうです。
芯に切れ込みを入れて内側を取り出し、ペーパーなどで包んで保存袋に入れて保存します。
なるべくなら横にしないで縦にして保存する方が良いそうです。
大根の冷蔵保存方法
大根はカットして余った場合の保存は、そのままラップするのはNGです。水分が含んでいるとカビの原因となるとのこと。
なのでキッチンペーパーで包んで保存袋に入れて保存すると良いとのこと。
大根の葉の部分だけは湿らせたペーパーで包んで保存します。
大根の冷凍保存
大根に関しては冷凍保存も可能です。おでんなどの煮物に重宝する冷凍保存の方法は次のとおりでした。
輪切りにした大根に十字の切れ込みを入れます。これをラップで包んで保存袋に入れて冷凍保存します。
大根の繊維が壊れるので味が染み込みやすくなるとのこと。
新玉ねぎの冷凍保存の方法
新玉ねぎは水分が多いので4,5日経つとヌルヌルしてきます。そこでキッチンペーパーで包んで袋に入れて冷蔵庫で保存します。
これで7日から10日かんシャキシャキ感が味わえるとのこと。
玉ねぎは常温でも保存が可能とのこと。ただ、夏場は野菜室に入れてあげるといいそうです。
早く食べ頃にする保存方法
りんごと一緒に保存すると早く食べごろになる
熟していないものを早く熟させる方法としてりんごと一緒に保存すると良いとのこと。
キウイやバナナ、アボカド、柿といったものが早く熟してくれるそうです。
りんごを入れる理由は野菜や果物の成長を促すエチレンガスを多く放出するためとのこと。
じゃがいもの芽の成長を抑える
りんごと一緒に保存することに関して、保存袋にりんごとじゃがいもを一緒にいれて保存するとじゃがいもの芽の成長を抑えてくれるとのこと。これにも、りんごのエチレンガスが関係しているとのこと。
まとめ
食品保存は奥が深いと思いました。水分の多いものはキッチンペーパーを使うのがコツみたいですね。