人生レシピでは自家製の米みその作り方を紹介していました。詳しく教えてくれたのは手作り調味料研究家のオザワエイコさんでした。手作り味噌の作り方は通常版と時短版がありました。通常の手順で作ると完成までにおよそ半年掛かります。時短で作る方法でも完成するのに1ヶ月は掛かります。
オザワエイコさんの自家製米みその作り方(半年掛かります)
番組ではオザワエイコさんが講座でも教えているという自家製の米みその作り方を紹介していました。
作り方と材料は次のとおりでした。ポイントは加熱時間を減らすために圧力鍋を使うところにありました。
材料
- 大豆:300g
- 米こうじ:300g
- 塩:150g
材料の分料は大豆:米こうじ:塩は1:1:0.5の割合がベストな比率とのこと。
作り方
- まずは乾燥大豆をよく洗います。
- そして12時間から24時間、たっぷりの水に浸します。乾燥大豆が楕円形になれば蒸し時です。
- 大豆は蒸します。蒸すのがいいのは豆の中に栄養素が旨味が残るからとのこと。
- 圧力鍋を用意します。鍋のそこには空焚きにならないように水をたっぷり入れて台を置きます。その上に上げ底をして、ザルをのせます。ザルは熱に強いステンレス製のものを使います。
- 圧力鍋は圧力調整弁から上記が出てから20分蒸すのが目安です。
- 大豆を蒸している間にボウルに米麹と塩をいれて揉み込むようによく混ぜておきます。
- 蒸した大豆を手に取りすぐ指ですぐに潰せるくらいの柔らかさが目安です。
- 次に大豆をポリ袋に入れて手のひらに体重をかけて潰していきます。
- 大豆の温度が人肌の温度に覚めたら麹との混ぜ頃です。先程ボウルに混ぜておいた米麹と大豆をよく混ぜます。これで味噌ダネの完成です。後は容器に詰めていきます。
- プラスチックの容器を用意して、カビが生えないようにホワイトリカーなど度数の高いアルコールで消毒します。
- 味噌ダネをおにぎりくらいの大きさを手にとってしっかりと中の空気を抜いていきます。
- 特に容器の隅には隙間を作らないように味噌を詰めていきます。
- 続いて容器の表面をラップで覆い、空気を遮断しおもしを乗せたら完成です。
- 半年間熟成させます。
時短で自家製の味噌を作る方法(1ヶ月掛かります)
オザワさんは、もっと早く時短で米みそを作る方法も紹介してくれました。それは米こうじの量を2倍にする方法です。
乾燥大豆:米こうじ:塩を1:2:0.5というような割合で上記と同じように作ります。
ただ、保存容器ではなくジッパー付きの袋で保存します。
まとめ
半年かかるので、時間的なコストが掛かりすぎるかもしれませんが、時短バージョンだと1ヶ月で作ることができるので試してみると良いかもしれません。