大豆の健康効果は言わずとも知られています。大豆をそのまま炒って食べるのがオススメとのことですが、あさイチではオススメの調理法として蒸し大豆の作り方が紹介されていました。この蒸し大豆はイソフラボンや大豆たんぱく質を普通の大豆の水煮よりも多く含んでいて、旨味もあるそうです。
蒸し大豆の作り方
蒸し大豆を作るのにオススメの調理器具があります。それは圧力鍋。これをつかうことで蒸し大豆にかかる時間が短縮できる。
・圧力鍋に水を入れる
・一晩水で戻した大豆を蒸し台の中に入れる
・あとは火にかける
・蒸気が出て5分たったら火を止める
・そして10分位放置する。予熱で豆がふっくらする
・調理をはじめて20分で蒸し大豆の完成
お家に圧力鍋がない場合の蒸し大豆の作り方
・深めの鍋を用意して4cm~5cm程度水を貼る
・湯のみに茶碗に水を入れたもの中に入れる
・水で戻した大豆を2、3カップほどザルに入れて、湯のみ茶碗の上にセットする。大豆に鍋の水がつかないようにする。もし付くようなら高さのある茶碗を用意する
・最後にザルに蓋をして中火で1時間する。水が蒸発して空焚きにならないように、時々水を加える。豆の入れすぎにも注意する。
蒸し大豆のディップの作り方
・フォークで蒸し大豆を荒くつぶす
・大豆の半分程度の分量のマヨネーズを和える
・にんにくやレモン汁を加える
蒸し大豆が甘くなる理由
蒸し大豆は普通の大豆の水煮に比べて甘みがある。その理由は大豆を蒸したことでα(アルファー)化したから。デンプンが糊のように粘り気を帯びることで、舌が甘みを感じやすくなる。
栄養成分もアップする
大豆たんぱく質、イソフラボンともに大豆の水煮よりも多く含まれている。これは水煮の方は大豆の成分が水に溶けだしてしまうため。
大豆の健康効果
コレステロールを減らす
食物繊維がポイント。食品から取り込まれたコレステロールは小腸で胆汁酸と結びつき血液中に取り込まれる。このため血中にコレステロールがたまり動脈硬化などの原因となる。
大豆たんぱく質を摂取すると大豆たんぱく質が胆汁酸と結びつくので血中のコレステロールが少なくなる。
さらに、食物繊維によって小腸に残ったコレステロールなどを絡めとって外に排出される。これによってさらにコレステロールが血中に含まれるのを防ぐ。
コレステロール以外にも効果がある。食後の血糖値が上がりにくいという効果がある。