あさイチでは、除菌術がテーマで、みじかに潜む細菌の除菌のやり方が紹介されていました。特にフキンの除菌のやり方などは知っておいたほうが良いかも。
細菌による食中毒は6月が一番ピーク。では、いったいどこに細菌が多く潜んでいるのか? 番組では、ある家のトイレ、お風呂場など計24箇所で細菌の調査を行い、実際に部屋のどこで細菌が繁殖しているのか紹介していました。
細菌は梅雨になると増える?
細菌ににとってのライフラインは、栄養、適切な温度、水分。梅雨の季節はこれらの条件のうちで特に水分が家庭にこもりやすいので、この時期は細菌は増殖しやすいという。
細菌が多くいる場所と除菌法
この家庭では、お風呂場のお湯が出るところの細菌数は、310万個。一番細菌が繁殖していたという。ちなみに、トイレにいた細菌の数は22万個。
なぜ、お風呂のお湯が出るところに細菌が多く繁殖していたのかというと、お湯を一日おきに取り替えていたからなんだとか。お風呂の中で細菌が繁殖する理由は、水温。水温が25度から30度になると急激に細菌が増殖するので注意。とくに梅雨の時期は冬に比べても多く繁殖するという。
なるべくお湯は溜め込まないのが細菌の数を増殖させないポイント。あと、シャワーヘッドは蓋を外してこまめに汚れを落とすこと。
次に、細菌が多くいた場所はキッチンのスポンジ。細菌の数はなんと15億個もいたそうです。キッチンまわりは細菌のたまり場。
スポンジはいつも乾かすのが難しいので定期的に塩素系漂白剤を使って細菌を除菌するのが効果的。スポンジの汚れを落として、キッチンハイターなどに2,3分つけておく。キッチンハイター等で除菌した後のスポンジは、特に乾かさなくてもいいそうです。
布巾の使い方も注意。シンクを拭いた布巾は軽く水洗いしたくらいで細菌は落ちない。それでそのままテーブルなどを拭くとシンクにいた細菌がテーブルに移って繁殖してしまう。
なので、布巾はキッチンと食卓用の2つを用意する。
ふきんの除菌法
フキンの除菌のやり方は次のどれかを行う。
①塩素系漂白剤を使ってつけ置き。2,3分くらい
②天日干しをする:細菌は乾燥に弱い
③熱湯に:70度以上で多くの細菌は除菌できるという。
④アルコール除菌
フキンを洗う上でやってはいけないことは、他の洗濯物と一緒に洗うこと。細菌が他の洗濯物にもついてしまうのでこれだけは止めたほうがいいとのこと。
梅雨の季節は特に、食器のつけ置きは避けたほうが良いとのこと。逆に細菌が増殖してしまうのでなるべく食器はすぐ洗うようにしたほうがいいという。