世論調査の信憑性 結果がずれる3つの理由とは?

ファクトリサーチでは、大手マスコミの世論調査の信憑性について、その結果がずれてしまう理由をもとに取り上げていました。詳しく教えてくれたのはメディア論評論家の荻上チキ先生でした。

世論調査の信憑性は低い? 調査結果がずれる理由

大手マスコミ各社が発表する内閣支持率などの世論調査。電話を使った同じRDD方式で調査をしているにもかかわらず、各社の内閣支持率を見比べると大きく違うのは次の3つの理由によるものだということでした。

重ね聞き

この重ね聞きした結果が反映されているかどうかによって各社の調査結果にずれがでるとのこと。

重ね聞きとは、世論調査の質問に対して「うーん」「わからない」といった曖昧な回答にたいして「どちらかといえばどうですか?」といったようにもう一度「はい」「いいえ」を聞き出す手法。

この重ね聞きをしていない方は結果(数値)が低く出るとのこと。一方重ね聞きをしている方は数値が高くなる傾向にあるとのこと。

DKとNAの存在

2つ目の世論調査のポイントとしてはDKとNAの存在だという。DKはDon’t Know(わからない)でNAはNot Answer(答えない)の略

こうした数字をアンケートの中に盛り込むか、盛り込まないかによっても調査結果が変わってくるという。

アンケートにわからないという項目を盛り込むと、結構な人がわからないと答えることがあるという。

このわからないが積極的に支持しているわからないなのか、それとも支持していないに近いわからないなのかといったニュアンスが不明なので、数値が変わってくることがあるという。

前文(まえぶん)の存在

前文(まえぶん)の存在によっても世論調査の結果内容が大きくずれてしまうことがあるとのこと。

前文とは、前振りの文章を置くことで、その回答が誘導されることがあるとのこと。

例えば、「あなたは内閣を支持しますか、支持しませんか」と聞くだけではなく、その前に、「現政権は何月何日に改造を行いましたがあなたは政権を支持しますか?」などということを入れることで、現政権のことではなく、前政権と比べてどうですか?というニュアンスになるので回答者の内容が変わってしまうとのこと。

なので聞き方にも影響を受けるとのこと。

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