口臭の原因というと、ドライマウスや歯周病などを一番に思い浮かべますが、最新の研究によると舌苔の汚れと、歯の歯垢の2つが原因であることが明らかになったとのこと。舌磨きには注意が必要とのこと。番組では、濡らしたガーゼを使った方法を紹介していました。
口臭は舌の汚れと歯垢を落とすだけで解消する
大学病院で口臭外来を担当している歯科医によると、3千人以上の患者の口臭を治療する中でわかったのは、口臭の原因は主に次の2つだとうことでした。
それは一番の原因は舌の汚れで、次に多いのが歯垢だという。
この口臭外来では、臭いの原因がなにかを突き止めるため、まずは歯を磨いてもらうという。この段階で口臭がなくなった場合、歯の歯垢が原因とわかるそうです。
それでも、口臭が消えない場合は、舌の汚れを取ります。するとこの段階でほぼすべての人の口臭が消えるとのこと。
つまり口臭のある人の2割は歯垢で8割は舌の汚れが原因との結果が出たそうです。
舌磨きは逆効果?
実際、舌磨きを普通の歯ブラシで行うと、なんと逆に口臭の原因物質の数字が跳ね上がっていました。つまり逆効果でした。口臭が強くなりました。
濡らしたガーゼを使った舌磨き
先程のように、歯ブラシで舌を適当に擦ってしまうと、臭いの元を刺激してしまい、逆に口臭が増えるという結果になってしまいました。
そこで、このように逆効果にならないための方法がガーゼを使った舌磨きの方法です。
少し濡らしたガーゼを指に巻き、前後左右丁寧に拭き取ります。こうすることで汚れを巻き上げず、ガスが発生しないように汚れを摂ることができるとのこと。
濡らしたガーゼで舌磨きするタイミング
1日のうちで、朝に1回この濡らしたガーゼで舌をきれいにしておけば、その日の夕方くらいまでには他人にわからないくらいの口臭で抑えることができるとのこと。
舌磨きはガーゼの素材に近いものが良いとのこと。
毒出しうがいで歯垢を除去
歯の歯垢も口臭の原因。食後のケアもしっかりと行うことが歯垢をへらすことに繋がるという。
しかし、職場などでいちいち歯を磨くのは難しいです。そんなときは、毒出しうがいという方法がオススメとのこと。