この差って何ですかでは、歯周病になりやすい人となりにくい人の差について紹介していました。そのなかで、歯周病になりにくい人は歯にのこった食べかすをしっかりと取ることが出来る人だという。そこで歯にのこった食べかすを効率よく取り除くためのうがい、毒出しうがいのやり方を取り上げていました。
毒出しうがいのやり方
毒出しうがいについて詳しく教えてくれたのは『毒出しうがい』の著者で歯学博士の照山裕子先生でした。ちなみに、この本は4ヶ月で10万部も売れたほどで、それだけにこの毒出しうがいは注目されているようです。
毒出しうがいのやり方は次のとおりでした。ポイントは、水の量は少し、口の中に含み強く速くクチュクチュクチュすることでした。
- おちょこ1杯程度(20mlから30ml)の水を用意して、口に含みます。
- 上下左右の4方向に水を動かします。まずは前歯に強く速く水を当てます。これを10回程度行います。
- 同じように下・左・右とクチュクチュクチュと水を当てます。4方向に各10回、合計40回行うことで歯の間の食べかすを効果的に取り除くことができるということでした。
- うがいした後は、この水を吐き出してもいいし、そのまま飲み込んでも大丈夫とのこと。
水よりも、緑茶で行うとより歯周病予防には良いとのこと。緑茶に含まれているカテキンには殺菌・消臭効果があるのでおすすめだという事でした。
歯周病の症状と原因
厚生労働省の発表によると、歯周病は30代以上の日本人の8割の人が患っているという国民病だという。歯周病の主な症状には次のような特徴があるとのこと。
- 歯磨き中に出血する
- 寝起きに口の中がネバネバする
- 歯が長くなったように見える
歯周病の原因は食事の後に残った食べかすにあるという。この食べかすに細菌が集まり、その細菌が骨や歯茎などを破壊する。さらにその細菌が血管に入りこみ全身に広がる。血管の壁をむしばむことで、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすこともあるという。
この食べかすと細菌を効果的に取り除く方法として紹介していたのが毒出しうがいでした。
歯周病になりやすい人
歯周病になりやすい人は次の様な特徴があるとのこと。
- 加齢:歳をとると抵抗力が下がってくるので歯周病になりやすい。
- 喫煙:血流が悪くなるので歯周病の菌から体を守る力が下がる。
- 歯磨きで・うがいが下手:そもそも歯ブラシだけでは、6割くらいしか口のなかの汚れは取れないという。
コメント