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あさイチ!磯淵さん流の紅茶の入れ方!ジャンピングがポイント

あさイチでは、紅茶研究家の磯淵猛さんが紅茶の美味しい入れ方を伝授していました。家で紅茶を入れるとちょっと苦味があって美味しくないというお悩みもこれで解消できそうです。番組では、週に2,3回は紅茶を飲むという家族を例にして、お家で入れる紅茶の香りや味にご不満という悩みを解決していました。

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普段の紅茶の入れ方

紅茶をよく飲むという家庭の実際の紅茶の入れ方

・ペットボトルの水を湯沸し器に入れる沸騰させる
・茶葉をスプーンで3杯ポットに入れておく
・熱湯を注いだら待つこと1分

出来上がった紅茶を飲むと、ちょっと苦味があると…

紅茶の飲み方などを研究している紅茶研究家の磯淵猛さんが登場。
磯淵さんは大手飲料メーカーの商品開発にも携わり、年間150もの講演をこなしている紅茶の専門家。

専門家がこの家庭の紅茶をテイスティングするとやはり、紅茶の味と香りが出ていないという。

そこで達人の磯淵さんが紅茶の美味しい入れ方を伝授

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磯淵さん流の紅茶の入れ方

ヤカンに水道水を入れてコンロの火で加熱
その間、先ほどと同じ茶葉をスプーン3杯ポットに入れる
沸騰直前にガスの火を止め、ヤカンのお湯をポットに一気に注ぐ
待つこと3分で完成

家族の感想は、この紅茶は渋みがなく、香りが凄く良いとのこと。色は変わらないけれど紅茶の美味しさがアップしていた。

美味しい紅茶の入れ方のポイントは、沸騰直前のお湯を使う事。その温度は95度

100度のお湯では茶葉がすぐに下に沈んでしまう。
一方で95度で入れた紅茶の茶葉の方は、ジャンピングと呼ばれる現象が起こる。ポットの中を茶葉がくるくると回る。この茶葉が動き回る過程でポリフェノールや味の成分がバランス良く融けだして美味しい紅茶になる。

ジャンピングの現象にお湯の温度が関係している理由

湯の温度が高くなるに連れて、お湯の中の酸素濃度が低くなり、95度になると20%近くまで下がる。さらに100度に達すると酸素濃度は10%以下になってしまう。

この違いがジャンピングに影響を与える。95度では茶葉の周りには泡がたくさんついていて浮力と湯の対流によってジャンピングが起こる。

一方、100度になると泡がほとんど茶葉についていないので対流が起こらないのでジャンピングはしない。

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