巷でよく言われていることが逆効果だったということはよくある話。手荒れ対策として行われている就寝前にハンドクリームを塗って手袋をはめてねると効果的はガセネタの可能性が高いという。というかむしろ手荒れひどくなってしまうという。このネタは、あのニュースで得する人損する人で紹介されていました。
多くの人がとっている手荒れ対策でベスト3
番組では2000人に対して行ったアンケートをもとに手荒れ対策ベスト3をランキング。手荒れになったら普通にやってる方法だと思います。
1位:ハンドクリームを細かく塗る
2位:保湿をすごくする
3位:クリームを塗って手袋をして寝る
以上がベスト3の手荒れ対策ランキングでした。この中に問題があるという、やるだけ損する手荒れ対策がある。それは、クリームをぬって手袋をして寝るというもの。
クリームを塗って手袋をして寝るのはなぜ手荒れに良くないのか
番組でよしき皮膚科クリニック銀座院長の吉木先生が曰くには、クリームを塗って手袋をして長時間置くと最終的に肌がふやけた状態になってくる。
肌は乾燥しても弱くなるが、ふやけて水分が多くなりすぎても弱くなってしまうという。つまり、ふやけることで外からの刺激に耐えられなくなって、肌荒れを引き起こしてしまう。
もともと健康な肌はバリア機能で守られている。だが、クリームを塗って手袋を長時間すると、皮膚がふやけてバリア機能が低下して刺激を受けやすくなり、手荒れになりやすくなる。
手荒れ対策はどうやるのがいいのか
水仕事をするときはゴム手袋をする。食器洗いなどの洗い物は1度にまとめてやることが大切。そして、水仕事が終わったら、水分をタオルで拭き取り、すぐにハンドクリームを塗る。このように手をふやけさせないことが手荒れ対策になるという。このへんのところは普段の日常生活でも気おつけておきたいところですね。
それでも手が荒れてしまったらどうする
吉木先生曰くには、角質を柔らかくする作用のある尿素配合クリームを塗ると、あかぎれなどの肌荒れ対策には効果的とのこと。
手荒れ対策で寝る前にクリームを塗りこんで手袋をしているけど一向に手荒れがよくならないという方は、もしかしたら、この悪循環に陥っているのではないでしょうか。