グルテン抜きダイエットは全米で大人気のダイエット法。実際にマイリー・サイラスは2ヶ月で11kgのダイエットに成功している。あの日に帰りたいでは84kgの体重女性が2ヶ月間このグルテン抜きダイエットに挑戦して、どのくらい痩せたのかを検証していました。
グルテン抜きダイエットの内容
このダイエットに挑戦した女性の太ってしまった原因は食生活にあった。女性の食生活の1日の流れは次のような感じで始まる。朝はインスタントラーメンとソーセージ卵丼。そして昼はひやむぎの麺料理。午後のおやつは菓子パン。夜は大盛りビビンバ。さらにラーメンを食べに外食。こんな感じの食生活を送っていた。
グルテンは依存性がなる?
エリカ・アンギャル(栄養コンサルタントを務めていた)さんがグルテンは過食の原因になると紹介。小麦に入っているグルテンは食欲を刺激するので、常に食欲が湧いてくる。グルテンは小麦や大麦・ライ麦に含まれているタンパク質。パンやラーメン、うどんやクッキーなど様々なものに入っている。
問題は食べる量(グルテンの摂取量)にある。
過剰なグルテンの摂取は食べ過ぎになる。胃の中で分解され、ペプチドとなりその一部は脳に作用して、依存というものが発生してくる。
更に、グルテンは、食欲を増やす以外に、アミロペクチンAが含まれていて、血糖値を急激に上げ、大量のブドウ糖ができる。このブドウ糖はすぐに使う以外は、肝臓や筋肉に一時保存される。
大量に作られすぎて、保存されきれず、内臓脂肪などに変化する。
グルテンを摂取し過ぎると、1日400kcal食べ過ぎになるというデータもあるとか。
グルテンをまったく摂らないというのではなく、ほどほどにしないと過食になってしまうという意味。
次の項目のうち3つ以上当てはまる場合はグルテン依存になっているかも。
・朝はご飯よりパン
・食事はパスタ・ラーメンなど1品料理が多い
・メニューに困ったらとりあえず麺類を食べる
・ケーキやドーナツ、流行のスイーツは試す
・大ブームのパンケーキはもちろん好きだ
・和食より洋食が好み
・お好み焼き、たこ焼きなど粉物には目がない
小麦粉を使ったものにはグルテンが多い。そば、春雨、ごはん、もち、肉、野菜、根菜などにはグルテンが含まれない。
女性はグルテン抜きダイエットに2ヶ月間挑戦。主に食生活をグルテンの少ないものへと変更した。
例えば、インスタントラーメンを味噌汁に変え、ご飯、さかなの食事に変える。グルテンの食べ過ぎを防止することになる。グルテンなしの麺類はビーフンやフォーなど。
開始1ヶ月でなんとぽっこりお腹が改善。朝晩のウォーキングを開始。
グルテン抜きダイエットに挑戦した女性は、結局2ヶ月で65kgになり、マイナス19kgのダイエットに成功。