あさイチでは、しなびた根菜をおいしい料理に復活させる方法を紹介していました。それは、しなびた根菜を逆に乾燥させて、その皮を使ってきんぴらごぼうを作る方法でした。詳しく教えてくれたのは、野菜ソムリエの高崎順子さんでした。
しなびた根菜を復活させて料理に使う方法
高崎さんによると、しなびた根菜を復活させて料理で使う方法は放置するでした。
根菜類全体がしおれたら、逆手に取って復活レシピで美味しくするとのこと。
にんじんなどの根菜は袋に入っている場合は袋から出して、新聞紙などの上に根菜類どうしがくっつかないように離して乾燥させます。
およそ2日ほど乾燥させます。
皮から水分が抜けるので旨味や栄養が凝縮するとのこと。
復活レシピのきんぴらごぼうの作り方
ポイントは、皮がしおれているから短時間で味が染み込む点にあります。
材料
今回使用した根菜類は次の通りでした。お家に余っているもので良いそうです。
- にんじんの皮
- 大根の皮
- ごぼうの皮
- かぶの皮
- ごま油:大さじ1
- しらたき:100g
合わせ調味料
- しょうゆ:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 砂糖:小さじ2分の1
- いりごま:適量
分量はトータルで50g程度ですべてしなびた皮を使います。
作り方
- 各根菜類の皮だけをピーラーでむきます。皮をむいた根菜は他の料理で自由に使います。ここでは使いません。
- フライパンにごま油を引き、そこに根菜の皮を入れて炒めます。
- しらたきを加えて炒めていきます。根菜の皮が少ない場合はこのしらたきを入れてかさましをします。
- 全体がしんなりしてきたら合わせ調味料(上記の合わせ調味料の材料を混ぜて作ります)を加えて絡ませます。
- 2分ほど炒めたら完成です。
しんなりしているから味も染み込みやすく、柔らかいので一般的な作り方の半分の時間で作ることができるそうです。
まとめ
皮だけで簡単にきんぴらを作ることができて、しかも時短。こんな便利な方法は無いかも。