ガッテンでは髪の中の空洞化について取り上げていました。番組の調査では8割の女性の髪が空洞化していました。この空洞化こそが髪のトラブルの元凶とのこと。この空洞化の原因は髪の毛を濡れたままこすることだという。また、シャンプーで髪こすり洗いも注意とのこと。
髪の毛の空洞化の原因と悪影響?
番組では、日用品メーカーの研究所を訪れました。研究員の長瀬さんが髪の毛の空洞化の研究を始めたのは20年前だという。お客様から「髪の毛の色の染まり方が違うよ」という問い合わせがきっかけだったとのこと。
ヘアカラーが同じでも人によってはきれいに染まらないのはなぜかということを調べてたそうです。
きれいに染まらない髪には顕微鏡で見ると空洞があることを発見したそうです。
この髪の毛が空洞化しているかどうかは見え方に大きな影響を及ぼすということでした。
また、いまは空洞化していない髪もどんどん空洞化していく可能性はあるとのこと。
空洞化による影響
髪の毛が空洞化すると次のような悪影響を及ぼすとのこと。逆に次のような症状が髪の毛にあると空洞化している可能性があるようです。
- 髪の毛のツヤがなくなる。
- 切れ毛になる。
- ハリがない。
- うねりが出る
空洞化する原因 濡れたままこする
髪の毛はキューティクルとコルテックスとメデュラというので構成されていて、空洞化というと、メデュラやコルテックスの一部が抜け落ちている状態だという。
髪の毛の空洞化の原因は、なんと、髪の毛を濡れたままこすることだということでした。
例えば、半乾きでブラッシングしたりドライヤーで乾かしながらブラッシングしたりすることはNGとのこと。
これは、コルテックスという髪の表面の部分が剥がれることで、中のコルテックスやメデュラが漏れ出てくるからだということでした。
シャンプーは地肌の脂を落とすのが目的
では、シャンプーで髪を洗ってはいけないのでしょうか。もともと、シャンプーは地肌の脂を落とすことが目的で、その時に発生した泡で髪の汚れを落とすイメージだという。
つまり、髪の毛の汚れは泡を通すだけで落ちるとのこと。ムースなどの整髪料がついている場合は、シャンプー前にお湯で十分流すだけでも落ちるとのこと。
髪はしっかりと乾かす
シャンプーし終わった後はしっかりと髪を乾かすことが必要とのこと。髪を乾かさず濡れたまま寝ると枕と擦れて髪にダメージがでるとのこと。