スポンジをうまく使うと洗い物がはかどります。でも多くの人がスポンジの使い方を間違えているそうです。食器を洗う時はスポンジの緑色の硬い部分で洗うのが正解とのこと。この部分であらっても傷はつかないそうです。むしろ汚れがしっかりと落ちるとのこと。あさイチでは硬い部分で洗っても傷がつかない理由と注意点、スポンジの交換時期の目安などを紹介していました。
スポンジは緑色の硬い部分で洗うのが正解?
スポンジメーカーによるとスポンジの黄色い柔らかい面のほうで洗うのはNGで、スポンジの性能が十分に発揮できないという。
つまり、柔らかい面で洗っても汚れを落としきれていないとのこと。
番組では、ガラスに着いたトマトソースの汚れを落とす実験を行い汚れが落ちるかどうかを検証していました。
残念ながら、スポンジの黄色い柔らかい面で洗った場合、油汚れがこびりついていました。なんどもこすらないと落ちませんでした。
一方、スポンジの硬い緑色の面で洗ったところ、しっかりと油汚れも落ちていました。
スポンジの緑の硬い部分の素材が違う
スポンジの緑色の硬い部分は、ナイロンなどの合成繊維で作られていて不織布と呼ばれているそうです。
繊維がいたるところで飛び出していて、汚れを引っ掛ける構造になっているのが特徴。
一方、スポンジの黄色い柔らかい部分はポリウレタンで、汚れを引っ掛ける構造ではないとのこと。
黄色い方は何のため?
黄色い柔らかい部分は、泡立たせるためにあるとのこと。
スポンジの緑の硬い部分には2種類のタイプ
スポンジの硬い部分は2種類あるとのこと。2つの違いは、研磨剤があるタイプとないタイプかどうかだということでした。研磨粒子がついているかどうかはパッケージに掲載されているのでしっかりと見ておいた方が良いようです。
研磨粒子が含まれているタイプは、ヤスリのように汚れを削り取ります。こびりつき汚れや、焦げ、茶渋などをしっかりと落としてくれます。
研磨粒子がないタイプはいわゆるソフトタイプで、傷がつくと目立つホーロー、ガラス製品などのほか、フッ素加工されたフライパンにおすすめだということでした。
研磨剤は熱や接着剤でついているので簡単に取れるということはないとのこと。
柔らかい部分で洗っている人が多い
研磨粒子が入っていないタイプのスポンジの場合、緑色の硬い部分で洗っても傷はつかないといっても実際問題、番組の街頭調査でも7割の人が柔らかい部分で洗っていると答えたという。
緑色の方い面であらうと食器に傷がつくのではないかということで敬遠しているひとが多いということでした。
食器に傷はつかないないのか
番組では、研磨剤が入っていないタイプのスポンジを用意。(この手のスポンジのパッケージには「キズつけずに」というのがだいたい書いてあります。)
これを使って、白さが自慢のホーロー容器、ガラスのコップ、プラスチック製の弁当箱(黒)を100回こすって洗うという実験をしていました。
その結果、目視(虫めがね使用)では傷がありませんでした。
注意点
研磨剤が入っていないタイプのスポンジは、日常的に使うものには傷がつかないとのこと。
ただし、パッケージに傷つきやすいものは避けてくださいと書いてある場合はガラスなど傷が付きやすいものに使用するのは辞めたほうが良いとのこと。。
スポンジの交換の目安
スポンジはいつごろ交換するのが良いのか気になる所ですが、スポンジが次のような状態になったら交換する時ダということでした。
- へたって敗れる
- 汚れや臭いが取れなくなる
- 硬い部分に毛玉ができる