たけしの家庭の医学では、間食しても脂肪がたまりにくい時間があり、その時間帯に普段間食している同じ量を食べても太りにくくなると紹介していました。間食をすると太るというイメージですが、どうやら時間を変えるだけで逆に太らないようにすることができるとのこと。詳しく教えてくれたのは女子栄養大学の香川靖雄先生でした。
間食しても脂肪が溜まりにくい時間帯
普通、痩せたいと思っているなら間食をやめるべきであるというのは当然な発想ですが、香川先生によると何も無理やり間食をやめる必要も無いとのこと。
ただし、普通にいつものように間食を続けていたのでは体重は増えていく一方です。
先生によると、1日の中に脂肪を溜め込みやすい時間と溜め込みにくい時間が存在していて、ただ脂肪をため込みにくい時間帯に間食をすれば太りにくくなるとのこと。
昼食と夕食の間の午後3時に間食
では、どの時間帯が間食しても太りにくい時間なのでしょうか。それは昼食と夕食の間の午後3時ということでした。
脂肪を取り込む物質というのが体内に存在していて、その物質が分泌される時間帯を見ると図のようになります。
つまり午後2時と3時くらいが一番分泌が少なくなっています。昔からおやつは3時と言われていますがある意味正解だったわけですね。
この時間帯は、体に脂肪が溜まりにくい可能性が高いということでした。