駆け込みドクター!では7つダイエットにまつわる嘘、ホントが紹介されていました。そのなかにモナリザ症候群という症状があるそうです。これは日本人の肥満の7割を占めるという。番組ではいわゆるダイエットにまつわるウンチクを7つに分けて説明していました。
もしあなたが、脂肪1kg減らすためにジョギングを思いついたなら、18時間走り続けないとその消費カロリーにならないという。1kgをダイエットすることは実は以外と大変なのです。
不規則な生活は太る(モナリザ症候群)
これはホント
モナリザ症候群というのがある。摂取カロリーが少ないのに、交感神経が衰えることで太ってしまう症状。日本人の肥満の7割がこのモナリザ症候群!
不規則な生活で昼間もだらだらと過ごし、夜、熟睡できないことが原因。
睡眠時間が少ないと食欲増進ホルモンが普通の人よりも増加してしまうことも太る原因と考えられている。
カロリーを減らせばやせるはホント
これは半分正解!
カロリーを消費するためには、やはりそのためのカロリーも必要。ただ単にダイエットをして消費カロリー減らすと逆に痩せにくくなってしまう。長期的には痩せにくくなるかもしれない。基礎代謝を低下させないように食事は摂る必要がある
1日3食を食べないと太る
1日3食食べないと太るというのは嘘。
成長期の子供にとって3色が必要というだけのこと。
大人は無理して食べなくても良い。前日食べ過ぎた時などは朝食は省いていい。
理想的には、1日の総カロリー量は同じで分食(3回から5回に分けて食べる)したほうが満腹感があってドカ食い防止につながる。
早食いは太る
これは事実。
満腹中枢が働くのには20分かかる。早食いすると満腹中枢がストップをかける前に食べ過ぎてしまう。
また、早食いは血糖値を急上昇させる。インスリは余分な糖を脂肪に変換する作用がある。
対策としては食べるのに時間がかかる食べ物を食べる。
噛むことで食欲を抑えるホルモンを分泌する。1日30回は噛む。
食べる順番を変えるだけでやせる
これはホント
食物線維を最初にたべて、お肉、ご飯を食べる。野菜を食べるのに5分かけることが重要。
炭水化物を抜けば好きなだけ食べていいはホント
これは嘘の可能性がある。
長期にわたって炭水化物を抜くのは問題がある。死亡率が31%高くなるというデータもある。
また、脂質やたんぱく質を増やすと動脈硬化の原因になる
炭水化物絶食は安全性が確立されていないので注意が必要。
健康な人があえて行う必要がない。
運動は20分以上しないと痩せない
これは嘘。
数分の有酸素を細切れで行ってもやせることができる。
最初は糖分が使われ、20分を超えると脂肪が優先的に使われると言われているが細切れで行っても効果はある。
ゆるい運動の方が脂肪を燃焼させることが分かっている。例えばスロージョギングなど。
以上ダイエットにまつわる7つの嘘、ホントでした。