普通のブリが苦手という人も多いと思います。その理由はやはり独特の魚の臭みがあるから。いま、巷ではフルーツ魚というのが人気を集めているそうです。大手回転ずしチェーン店のくら寿司でも、フルーツ魚を提供している。なので、魚が苦手なお子様や女性もこのフルーツ魚のブリならおいしく食べることができるかもしれません。はなまるマーケットでも特集されていました。
フルーツ魚とその特徴
フルーツ魚は食べるとほんのりみかんなどの柑橘系の香りがする魚です。みかんの香りが合わさることで、ブリの独特の魚の臭みが少なくなるという。
また、かんきつ系香りが寿司飯に合うということで、生魚が苦手な子供や女性にも人気なんだとか。
みかんブリに関しては、愛媛県は養殖のブリに愛媛県産のみかんジュースの搾りかすをエサに調合して食べさせて育てられた魚。そのため、エコなさかなでもある。また、愛媛ではみかん鯛というのもあるという。
柑橘系の皮に含まれるリモネンという物質が魚のにおいを抑えるようです。
さらに、グルタミン酸なのどのうま味成分もあっぷするという。しかも、みかんのビタミンCの抗酸化作用により身の劣化も防ぐ。
最近ではスーパーの鮮魚コーナーにもフルーツ魚が販売されているところもあるとか。
他にもその地方によっていろいろなフルーツ魚が養殖されている。
愛媛県
・みかんブリ
・みかん鯛
高知県
・ゆずブリ
・ゆずかんぱち
無添くら寿司では、すだちブリが11月5日から販売開始される。
大分県のかぼすブリは11月くらいから関東・関西の百貨店などで販売が予定されているそうです。今後どんどんフルーツ魚は寿司ネタや鮮魚コーナーなどで見かけることが多くなるかもしれません。