歪み仙骨の解消法はひざ裏まくら! モーニングバード!

腰痛の85%は原因不明というのをご存知でしょうか。しかも4人に1人が腰痛持ちというデータもある。そこに、新たな腰痛原因の仙骨の歪みが関係しているのではないかと考えられているという。モーニングバードでは、東京女子医科大学 整形外科の神戸克明 准教授からこの歪み仙骨の解消法やそのチェック法などを詳しく伝授してもらっていました。

腰痛_min

スポンサーリンク

歪(ゆが)み仙骨とは?

そもそも仙骨は骨盤の真ん中にある骨で、背骨を支える重要な役割があることから、仙人の骨と呼ばれることもあるということです。ここから仙骨という単語が生まれたとか。

腰痛と仙骨の関係は、その傾きにあるという。正常な人の仙骨の傾きは25度。腰痛持ちの人の仙骨を分析してみると、この25度の基準を上回っている方が多いということがわかったという。

つまり、これを歪み仙骨と呼んでいるそうです。

仙骨が歪むことで背骨同士がぶつかったり、腰の筋肉に負担がかかることで腰痛を起こすという。

歪み仙骨の原因

仙骨が歪む原因は、前かがみ、前のめりの姿勢。前に重心がかかるとバランスを取るために、仙骨が後ろに傾く。こういった行動が仙骨の歪みに悪影響を及ぼしているという。

まっすぐに、仰向けに寝ると背骨が反ってくるので、これも腰に負担をかけて仙骨の歪みの原因となるという。

仙骨のチェック法

家庭で仙骨の歪みを簡単に調べる方法のまとめ

<用意するもの>

・千円札
・はさみ
・ビニールテープ

①まっすぐ立って、骨盤の横の出っ張りをチェック
②次に足の付根の出っ張りをチェック
③①と②をビニールテープを貼って線を結ぶ
④千円札を対角線上に折り曲げて、三角形を作る。この角度がズバリ25度。
⑤この折曲げた千円札を地面に対して垂直にして、先ほどのビニールテープの線で結んだラインと照らしあわる。
⑥ピッタリと合えば歪んでいないという。

歪み仙骨を解消する方法 ひざ裏まくら

・抱き枕あるいは長めの枕をひざの下に置いて仰向けに寝る
・1週間から2週間、あるいは1ヶ月、2ヶ月ほど続ける
・次第に仙骨が正しい角度になる

ひざ裏まくらの効果

美容師の方で、前のめりになることが多く腰痛持ちの方が実際にこの方法を17日間行なう。もともと、仙骨の角度が42度と基準値を17度も上回っていた。

17日後、仙骨の角度を計ると、27度まで改善していた。実に15.2度減少していた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました