朝起きて行動して夜寝るといった行動は全て体内時計に支配されている。体内時計とは、24時間の生活リズムの事。もっと言うと、何時から何時までこれこれをしなさいというような体の中には時間割がある。この時間割りを決めているのが体内時計。この体内時計が狂うとやはり体にとって不都合なことが起こるとされている。
現代人の体内時計は狂っている。その理由は社会が24時間態勢なので体内時計が乱れる。日本人の睡眠時間は世界でも短い。睡眠時間の上位ランキングはフランスが8時間50分、アメリカが8時間38分、カナダが8時間29分、で日本は7時間50分と最下位。はなまるマーケットでは、この体内時計のリセットの仕方やチェック方法などが紹介されていました。
体内時計がずれているどうかチェック
番組で紹介していたチェックリスト
①食事の時間がバラバラ
②脂っこいものが好き
③お酒をよく飲む
④肌が乾燥しやすい
⑤寝る時間と起きる時間がバラバラ
①~③のうち1つに該当すると予備軍とのこと。脂っこいものを食べ過ぎると体内時計がずれるそうです。④と⑤は特に大切で、肌の保湿作用なども体内時計で決められている。
体内時計のズレを科学的に知ることができるという
番組では夜型の生活を10年している方(AM9時就寝・PM3時起床)の体内時計を計測。なんと、4時間ごとにヒゲを採取して、体内時計遺伝子の活動量を測定。男性の場合はヒゲの毛根、女性の場合は髪の毛の毛根でわかるという。
毛根にある、体内時計遺伝子ピリオド3の活動量を調べる。結果、この男性の体内時計は不規則ではなく、乱れているということがわかった。
体内時計が狂うと
・生活習慣病になりやすくなる
・ガンの発症リスクも高くなる
体内時計をあらかじめ無くしておいたマウスは通常のマウスよりも4分の1程度しか生きなかったという。これは、体内時計が乱れることで、どんどん老化が進んでいったからなんだとか。
理想の体内時計通りに生活するメリットとポイント
体内時計どおりに生活するメリット
・太らない
・美肌
・健康を保てる
食事の時間帯
BMAL1は脂肪を貯めるように司令を出す。夜8時までに食事は済ませておく。午後2時から3時はBMAL1が一番少ないので食べても太らない。
昼間は寝るべし
体内時計は夜だけでなく昼の時間にも少し眠気を感じさせている。だから、20分くらいの睡眠を取ると作業がはかどる。
運動するなら
運動するのにも体内時計に適した時間がある。それは食事をした後に行なうこと。
体内時計をリセットする方法
脳の中に体内時計の親時計があり、光を浴びることでその時計に信号が伝わりリセットすることができる。