ガッテン 肉アレルギーの原因はペットだった! 食べ物に触り過ぎで食物アレルギー発症?

ガッテンでは食物アレルギーの新常識について取り上げていました。食べるだけでなく肌で触り過ぎるとそれが食物アレルギーを発症することもあるという。また島根県で相次いで起きた肉アレルギーの原因はなんとペットだったという。

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肉アレルギーの原因はペットについてたマダニ

10年ほど前、島根県で牛肉などの肉アレルギーの患者が次々と見つかったという。肉アレルギーの人に話を聞くと、そのときは蕁麻疹が出たが最初はわからなかったとのこと。

さらに、気分が悪くなってドアを開けたところひっくり返ってしまったという。その時の2時間あまりの記憶がないとのこと。

この肉アレルギーの原因を突き止めたのは島根大学の千貫祐子医師でした。偶然肉アレルギー患者を診察したことがきっかけで発見できたとのこと。

患者から聞き取り調査などすること10年、ある共通点が見つかったとのこと。それは、ほとんどのひとがペットを飼っていたということでした。

そして、その肉アレルギーの真犯人というのはマダニでした。

マダニで肉アレルギーになる理由

ペットについていたマダニが人に付着。血を吸う時に皮膚から入るマダニの唾液と牛肉に含まれる成分とが同じであることがアレルギーを引き起こした理由だということでした。

マダニに気をつける方法を徹底したところ1年半くらいで、2名が牛肉アレルギーが治ってしまったという。

さわり過ぎが食物アレルギーの原因?

番組では食べた事がないのにある日突然、食物アレルギーになってしまったという3人を取り上げていました。

突然体質が変わった主婦

40歳の時、ニンジンのアレルギーを突然発症した主婦の方は25歳で結婚。普段料理で普通にニンジンをつかっていたが、結婚から15年、突然にんじんでアレルギーになってしまったとのこと。

はちみつアレルギーになった主婦

普段からハチミツを食べていたら、ある日突然、謎の胃の痛みに襲われたという。

中で腫れて臓器がぶつかりあうような症状だった。結果ははちみつアレルギーだった。

以前からハチミツを食べすぎていた。ご飯が美味しくなると聞いて炊飯器に入れたり煮物に入れたりしていた。

料理人の男性
レストランで働き、19歳で魚アレルギーになったという。ある日、魚の試食をしていて喉が痒いというかむせる様になったという。

その後も症状が悪化。いろいろな魚で症状がでるようになったそうです。やがて、魚のスープを飲むだけでも症状が出るようになったという男性。これをきっかけに料理人を退職。

なぜ突然食物アレルギーになったのか

ハチミツを使っていた主婦は、普段からはちみつ美容法をやっていたという。ボディーソープなどに入れて使い続けること3年。その後でアレルギーになってしまいました。

レストランで働き始めて魚に触れるようになってから魚アレルギーになったとのこと。

ニンジンアレルギーの主婦の方も15年間、調理でニンジンを触っていた。

これら3人に共通する原因とは、実は触り過ぎにあったという。

さわり過ぎがアレルギーを引き起こす理由

指先は肌などに炎症がある状態で食べ物(アレルギー物質)に触れていると、そこから樹状細胞を介してT細胞に報告が行き、その物質を敵と判断しアレルギーを引き起こすという。

樹状細胞自体は普段はおとなしいが、炎症などが皮膚にあると活発化して皮膚などにあるアレルギー物質に過剰に反応することがあるという。

これが長く続くとアレルギーを引き起こす原因になるとのこと。
ふだんから皮膚の乾燥や保湿などを心がけて炎症を抑えることが皮膚からのアレルギーを防ぐコツだということでした。

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