名医のTHE太鼓判の企画で、気象予報士の森郎さんに血糖値スパイクがあるということがわかりました。そこで番組医師は血管若返りが期待できて糖尿病予防に良い食べ物として高野豆腐をおすすめしていました。そこで森さんが1日1枚食事の前に高野豆腐を食べて血糖値スパイクが解消するのか検証しました。また苦手な人のための高野豆腐のレシピとして高野豆腐唐揚げの作り方も紹介していまいた。
高野豆腐が血糖値を下げる理由 レジスタントプロテイン
番組に登場した医師によると、高野豆腐にはレジスタントプロテインというのが含まれていてこれが血糖値を下げる働きがあるということでした。
レジスタントプロテインというのはタンパク質の一種で糖尿病予防のカギになると言われています。
レジスタントプロテインは、腸で吸収されれる前にコレステロールと結合します。
そして、そのまま体内から排出されるため血中のコレステロール濃度が下がるとのこと。
同じように余分な糖も絡め取って体外に出すという働きもあるということでした。
また、食物繊維と同じように糖の吸収を抑えてくれる事によって食後の血糖値の急上昇(血糖値スパイク)も抑えてくれるとのこと。
高野豆腐の唐揚げの作り方
高野豆腐を食べると良いと言ってもやはり苦手な人も多いはず。そんな人のために番組では高野豆腐の唐揚げの作り方を紹介していました。
作り方は次のとおりでした。
- 高野豆腐1枚を40度のお湯で戻します。
- そしてしっかりと絞ります。
- 唐揚げのタレは醤油とおろしショウガを混ぜて作ります(市販の唐揚げのタレを使うのがベストです)。そしてこれに高野豆腐を手でちぎって漬けます。
- 片栗粉をまぶします。これは袋に高野豆腐と片栗粉を入れてシャカシャカと振って混ぜると楽にできます。
- 最後は170度の油2,3分揚げれば完成です。
森郎さんの血糖値スパイク解消
番組では、実際に森郎さんに高野豆腐を1日1枚食事の前に食べてもらい血糖値スパイクが解消するのか検証しました。
まずは森さんの朝食の定番、コーヒーとパン、バナナとヨーグルトに高野豆腐をプラスしました。
高野豆腐をダシで煮込み切り干し大根と合わせた煮物でした。
食事の最初に食べてもらいます。
前日の食後血糖値は152でしたが、この日の食後血糖値は123と正常範囲になっていました。
2日めも高野豆腐をプラス。食後血糖値は122とこの日も正常範囲に血糖値が収まっていまいした。
夕食でも高野豆腐をプラス。前日の夕食時の食後血糖値は170でしたが、この日は127と正常の範囲になっていました。
このように高野豆腐を食前に食べることで血糖値スパイクは見事解消していました。