世界一受けたい授業では内臓脂肪を最速で落とす方法を紹介していました。10分間の筋トレをウォーキング前に行うだけで効率よく内臓脂肪を落とすことができるという。また、内臓脂肪がつきにくいフルーツがいちごの理由とは?『内臓脂肪を最速で落とす』の著書の奥田昌子先生が詳しく教えてくれました。
内臓脂肪を落とす食べ物は大豆や玄米
内臓脂肪はつきやすい反面、皮下脂肪よりも先に落ちてくれるので努力次第では早く落とすことが可能とのこと。内臓脂肪を落とす食べ物や方法は次のとおりでした。
脂質を抑えて果物控える
内臓脂肪を落とす方法その2は脂質を抑えることだそうです。脂質の代表というと肉。下ごしらえで無駄な脂身をとったり、鶏肉の皮を取るほうがよいとのこと。
揚げるよりも焼く、焼くよりも煮るほうが脂肪の量が少なくなるとのこと。
また、果物は脂肪を増やす原因になるそうです。果物に含まれる果糖は血糖値を上げないが、脳に満腹のシグナルが送られないのでつい食べすぎてしまい、肝臓で中性脂肪に変わるという。
どうしてもフルーツが食べたいときはいちごがオススメとのこと。いちごは、果糖も少なく、ショ糖も少ないため。
大豆や玄米でアディポネクチンを増やす
内臓脂肪を落とすその3はアディポネクチンを増やすことでした。このアディポネクチンは脂肪を燃やす働きがあるとのこと。
アディポネクチンは大豆や玄米に多く含まれているとのこと。
10分筋トレの後でウォーキング
4つめの方法は運動をするでした。1日30分のスピードを早くしたウォーキングがオススメとのこと。これだけで内臓脂肪を落とすことができるとのこと。
さらに、有酸素運動の前に筋トレを10分間行うと内臓脂肪を最速で落とすことができるとのこと。筋トレは汗ばむ程度で良いとのこと。
睡眠不足は内臓脂肪を増やす
睡眠不足は内臓脂肪を増やす原因。睡眠が不足している人ほど肥満度が高いと言われているという。
それは、睡眠不足になるとグレリンというホルモンが分泌されて食欲を高めてしまうからなんだとか。
なのでなるべく睡眠不足にならない生活をおくることが大切とのこと。
内蔵脂肪のキケンな目安
内臓脂肪のキケンな目安としてはおへそ周りが男性で85センチ、女性で90センチ以上あるとアウトとのこと。男性で身長が185センチ以上ある場合は身長の半分が目安になるとのこと。
痩せていても内臓脂肪が多いタイプ
食生活の乱れや喫煙によって、痩せていても内臓脂肪が多い方がいるとのこと。特に隠れメタボは女性に多いとのこと。
また、日本人は欧米人に比べて内臓脂肪がつきやすいとのこと。
同じお腹周りの日本人と白人を比べると、日本人は内臓脂肪が多く、白人は皮下脂肪が多いのが特徴だという。
内臓脂肪の体へ影響
内臓脂肪がたまると体にどんな影響があるのか。それは内臓脂肪がエネルギーに変わる時、脂肪細胞から大量の脂肪酸が放出されて、静脈を通って全身に流れていくという。
脂肪酸が最初に流れ込む先が肝臓。肝臓は脂肪を分解するが
大量の脂肪が流れてくると分解作業が追いつかずに脂肪肝になってしまうという。