たけしのニッポンのミカタ!では、取れば稼げる資格を紹介していました。その中でマグロ解体ショーを専門に行うマグロの解体師の資格を取得し月収100万円を稼いでいる人もいるとか。そんなに稼げる理由やなぜマグロの解体師の資格がうまれたのか。
マグロの解体師で月収100万円稼げる理由
番組がやってきたのは東京新宿駅近くの商業施設。その中で、リニューアル記念のイベントが行われていました。参加者は料理教室の参加者180人。
そこで行われていたイベントはマグロの解体ショー。これは、プロによるマグロの解体ショー。
およそ15分ほどの解体ショーが終わり、このイベントに欠かせないある資格の持ち主の元へ。
その資格とはマグロ解体師の資格。
マグロの解体師
マグロの解体師とは(一社)全国鮪解体師協会が認定する民間資格。
収入と仕事の依頼はどこから?
この資格を取得して8ヶ月になるという滝上さんは35歳。マグロの解体専門のイベント会社から仕事の斡旋を受け月10回ほどマグロの解体ショーのイベントに参加しているとのこと。
今回の解体ショー使われたマグロは価格24万円のメバチマグロ。これは客の要望に合わせてイベント会社が用意するとのこと。
滝上さんによると、マグロ解体ショー1現場で大体10万円で月10回ほどあるので月にすると100万円ほどの収入になるとのこと。
実は、滝上さんの本業は魚屋さんだということでした。このマグロ解体師の資格を取るきっかけは魚屋の経営が頭打ちしたからだということでした。
マグロ解体師ができた理由と資格の取り方
マグロ解体師という資格を作ったきっかけとなった人は木村英喜さん47歳。
木村さんは2年前には武道館でマグロの解体を1万3000人を前に披露した、マグロ解体の第一人者。
木村さんによると、解体作業と解体ショーはまったく別次元だという。
マグロ解体師が生まれたきっかけは、これまでマグロ解体ショーの定義付けがなされていなかったからだということでした。
このため、マグロ解体ショーのクオリティもまちまちで危機感を覚えたそうです。
そして、8年前の2009年に全国鮪解体師協会を設立し資格認定を開始したとのこと。
マグロ解体師の資格を取る方法
マグロ解体師の資格を取るためには、東京・羽村市にあるマグロ解体師養成アカデミー東京校という学校に通う必要があるとのこと。
そして、筆記試験と実技試験に合格すると資格を取ることができるとのこと。
先ほどのマグロ解体師の方は1年4ヶ月ほど通ったそうです。