味噌汁を作るときはどのようにしてつくりますか? 味の素を使う人もいれば顆粒のかつおだしを使う人もいると思いますが、うまい味噌汁がのみたいのたら削り節からだしをとることをおすすめします。でも、いちいちダシをとるのが面倒という方は、ゆうどきネットワークで紹介していた究極のかつおだしをつくって食べたら、面倒じゃなくなるかも知れません。
かつおだしに使う削り節の選び方
番組では江戸時代から続くカツオ節専門店で削り節の選び方を教えてもらっていました。
かつおだしは作りたい味や料理で削り節を使い分けるのがポイント
厚削り:厚削りだと厚くかつおを削っているのでじっくり長い時間をかけてだしをとる。そうすると濃厚なだしが取れるという。うま味と深みが特徴。
うす削り:うす削りの方は本の1分から2分でだしがとりだせるので、カンタンに家庭でもだしが取れる。香りが強く上品ですっきりとした味。
究極のかつおだしの作り方
かつおだしのスペシャリスト、木村絵里子さんが究極のかつおだしの作り方を伝授。
用意するのは最も一般的なうす削り。これで一番出しをとるといろんな料理がおいしくなるという。
・水1リットルに対して30gの削り節を用意する。香りが一番引き立つのが30gだという。
・鍋にお湯を張り、沸騰させる。
・そして差し水をして、90度くらいまで温度を下げる
・次に30gの削り節を少しずつ入れる。いっきに入れてはいけない。
・そしてすぐに火を止める。
・煮出す時間は1分程度。
・ザルにペーパータオルを敷いてこす。強くしぼるとアクや渋みがでるのでやさしくしぼる。
この究極のかつおだし使って味噌汁をさらにおいしくするには?
究極のかつおだしを使ってさらにうま味をアップさせるには、なんと粉チーズを使う。粉チーズにはグルタミン酸がたっぷり含まれているのでうま味がアップするという。
おわん1杯の味噌汁に小さじ2分の1程度の粉チーズを入れる。