調理科学の専門家の佐藤秀美さんがあさイチの栄養アップの調理術のコーナーで風邪を撃退させるトマトジュースの作り方を教えてくれました。また、トマトにかける調味料で最適なものも教えてくれました。それはなんとマヨネーズでした。なんでもトマトに含まれているリコペンの吸収率をアップさせてくれるとのこと。
トマトにかける調味料ならマヨネーズ
番組ではとある青果店を取材。この青果店はトマトに特化したお店。扱っているのは全国から取り寄せたブランドトマト。
お店の奥では、トマトを甘くするための工夫がされていました。まだ青いトマトを常温で熟させていました。
熟させて赤くするメリット
トマトを赤くするメリットは、見た目だけではないという。美肌効果をもたらす栄養成分、リコペンが増えるという。
もっとも、このリコペンが多く含まれていても吸収されなければ意味がありません。
マヨネーズがリコペンの吸収率をアップさせる理由
では、トマトを食べる時にかける調味料でおすすめなものは何か、それはマヨネーズでした。
佐藤先生によると、マヨネーズには油が75%入っていて、リコペンは油に溶ける性質があり、油と一緒に摂ると吸収率がグンとアップするとのこと。
佐藤先生のトマトジュースの作り方
番組では、佐藤先生が毎朝飲んでいるというスペシャルドリンクを教えてくれました。材料と作り方は次のとおりでした。
材料
- トマトジュース
- オリーブオイル
- 水菜
- えのき茸
作り方
- トマトジュース適量をジューサーに入れておきます。
- 次に、適当にカットしたえのき茸と水菜を電子レンジで1分ほど加熱します。これを先ほどのジューサーの中に入れます。加熱すると、きのこ臭さが取れるそうです。
- さらに、適当な分量のオリーブオイルをジューサーに入れます。そして混ぜます。
- 後は適量をコップに入れて飲みます。
色はチョコレートっぽい色で、免疫力アップにおすすめのジュースだということでした。水菜の代わりにほうれん草などアレンジすることもできるそうです。
佐藤先生によると、この特性トマトジュースが生まれたきっかけは、ご自身がインフルエンザにかかった時だということでした。
その時、自分は免疫力が下がっているということに気づいて、色々と論文を漁ったそうです。その結果、トマトジュースとビタミンCの組み合わせだったそうです。
今回の特性トマトジュースにえのき茸が入っているのは、やはり免疫力アップに役立つからだということでした。