鼻水や鼻づまりが止まらない。花粉症の時期でもなく、風邪をひいたわけでもないのにこういった症状が続く場合は単なる鼻づまりではないかもしれません。ためしてガッテンでは、この新型鼻づまり(ハナタケ体質)の見分け方が紹介されていました。なんと推定患者数は100万人から200万人はいるそうです。
鼻ポリープ(ハナタケ)の症状と見分け方
まず、新型鼻づまりをおさえる上で知っておく必要があるのが鼻ポリープ(ハナタケ)という病気です。この鼻ポリープは、文字通り、鼻にポリープができる。その大きさは5cmくらいからぶどうくらいの大きさまでとさまざま。症状は長引く風邪に似ているうことから気づかない人が多いんだとか。
ある男性のハナタケの症状
とある男性の症状はまとめると次のようなものだったという。
・鼻水と鼻づまりが治らなかった
・食事にも影響が。何を食べても美味しくない
・いびきがひどく隣で奥さんが眠れなくなってしまうくらい。
鼻ポリープの早期発見方
ハナタケ(鼻ポリープ)の見分け方の方法としては、しょうゆやにんにく、コーヒーといったものの匂いを嗅いでみて臭いを感じるかどうかをチェックすること。もし、臭がないなら、鼻ポリープの可能性があるかもしれないという。
そいう場合は、即耳鼻咽喉科を受診したほうがいいとのこと。
新型鼻づまりの症状と見つけ方
新型鼻づまりは、鼻ポリープに何度もなりやすいハナタケ体質の方の病気。
ある男性の例
64歳の男性は、10年ほど前に鼻ポリープの治療をしたという。その5年後、息切れ、風邪のような症状と咳に悩まされる。そのため病院の検査を受けたところ、また鼻ポリープが再発していた。
新型鼻づまり(ハナタケ体質)になる原因
ハナタケ体質は、生まれ持った体質で、好酸球という白血球の一種が増え過ぎることでハナタケを再発させてしまうという。
新型鼻づまりの見分け方
好酸球は気道にも影響を与えるので喘息や咳をも引き起こす。このポイントもおさえつつ、見分け方をまとめると次のとおりです。
・鼻づまり、鼻水、咳の症状などが長引く
・その他、頭がいたい、
・朝起きたらたんが絡んでいる
・コーヒーの臭いやにんにくの臭を感じなくなった
特に鼻風邪が長引く場合は耳鼻咽喉科へ。
ちなみにこれらの自覚症状がでるまで2年~3年かかると言われている。