危ない危険な手のしびれがあるという。それが手根管症候群(しゅこんかん)と橈骨神経麻痺(とうこつしんけい)。40代から50代の女性は要注意とのこと。モーニングバード!ではこの手根管症候群の10秒で自宅で簡単にチェックする方法とこれら手のしびれの原因と症状について取り上げていました。
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)の10秒チェック法
まずは手根管症候群のチェック法のやりかた
・両手の甲を合わせる。
・そして体に近づける。
・手首は90度曲げる
・10秒間この姿勢をキープ
もしこの姿勢を10秒キープできない、あるいは親指から薬指にかけてしびれがあるという方は手根管症候群の可能性があるという。
手根管症候群の原因と症状
手根管症候群とは親指から薬指にかけて起こる手のしびれ。薬指と中指だけが全然動かせないという症状の方もいる。レジでお金を支払うときに小銭を取り出すことができない、あるいはしびれによって温冷の区別がつかないなどの症状が出ることもある。また、しびれで夜に目がさめてしまうこともある。
手根管症候群の原因
まずこの病気は女性に多い。女性の場合の手根管症候群の原因にはホルモンバランスが乱れ、むくみ、手首を家事などで酷使しているなどといったものがあるという。
やってはいけない事として、しびれているからということでマッサージをすることはNG。マッサージは逆に神経を傷つけてしまうので、応急処置としては手首をタオルで固定して動かさないようにするといったことが有効。後は病院を受診する。
橈骨神経麻痺の原因と症状
橈骨神経とは脇のしたから腕の後ろを通って手の甲まで行く神経。この神経が圧迫されてひどくなると手首が垂れ下がったまま動かなくなってしまうことがあるという。
原因
ある特定の姿勢をとり続けると良くない。
二の腕を枕にして寝るといった姿勢は橈骨神経を圧迫するのでやめたほうがいいとのこと。
この姿勢のまま深く寝入ってしまったために橈骨神経麻痺になり、手が垂れたまま半年間過ごした人もいるという。
こういったしびれは姿勢も深く関わっているので注意が必要。
しびれが1ヶ月以上続くようであれば整形外科などを受診するべきだという。