今でしょ講座では納豆の骨の老化に関することがテーマでした。そのなかで納豆のビタミンk2が良質な骨を作る理由、1日に食べる納豆の摂取量、そしてナットウキナーゼを増やす方法や納豆のトッピングに生卵がダメな理由などを取り上げていました。
納豆のビタミンk2が骨を作る上で役立つ理由
納豆に関する最新研究で判明したこと、それは、納豆のビタミンk2が上質で健康な骨を作るということでした。骨は3ヶ月から半年で新しい骨に生まれ変わっているという。体全体でいうと5年位で入れ替わっているという。
カルシウムが骨にしっかりと沈着するためには骨タンパク質の一つオステオカルシンが必要だという。このオステオカルシンの働きを活発にしてくれるのがビタミンk2。
つまりビタミンk2を摂ると、オステオカルシンが活発になりカルシウムを骨にきれいに沈着させてくれるとのこと。
ビタミンkの1日の推奨摂取量
1日に必要なビタミンkの摂取量は250から300マイクログラムで、納豆1パックには300マイクログラムはいっているので、1日一パック食べると良いとのこと。
ナットウキナーゼを増やす方法とは?
納豆を冷蔵庫から出して20分から30分放置すると、ナットウキナーゼを増やすことができるという。
ナットウキナーゼは、常温に置くと発酵が進むのでフエルトのこと。
つまり、何らかの調理をするときは納豆を出してから行うと
効率が良いそうです。
納豆を冷凍すると効果はどうなる?
では、仕事などで家にいない時のために納豆を冷凍保存すると、納豆菌の効果はどうなるのか。
これは、冷凍で納豆菌の活動がストップするので全く効果に影響は出ないとのこと。
また、長期保存するならば冷凍保存がベストだということでした。
ポイントは賞味期限が切れる前に冷凍保存することでした。
納豆のトッピング 生卵はやめたほうがいい?
続いて納豆のトッピングに関して、避けたほうが良いものとして取り上げられたのは生卵でした。
納豆にはビタミンB群のビオチンという成分が含まれていて、これは美肌に良いとのこと。
しかし、生卵の卵白と一緒に食べると、このビオチンの吸収が妨げられるので避けたほうがいいということでした。
納豆のトッピングとして使うのであれば卵黄だけにするという工夫が必要とのこと。