主治医が見つかる診療所ではお尻の筋肉を柔らかくして腰痛を解消する方法を紹介していました。その中で、腰痛改善に効果があるというヤンキー座りを紹介していました。詳しく教えてくれたのは戸田整形外科リウマチ科クリニックの戸田佳孝院長でした。
お尻の筋肉(脊柱起立筋)が硬いと腰痛になる?
番組がやってきたのは大阪府吹田市にある戸田整形外科リウマチ科クリニック。ここにある座り方を習慣づけると腰痛が予防改善できると話す医師がいるとのこと。その医師は戸田佳孝先生。
戸田先生は、なるべく手術をしない治療をポリシーとしているという。
その、独自の治療方法が有名になり数々の膝痛や腰痛の書籍を出版し累計20万部を売り上げたとのこと。
お尻が原因の腰痛
戸田先生によると、近年の腰痛にはお尻が原因のものもあるという。
特にお尻の付け根である脊柱起立筋が硬くなってくると骨盤の動きが悪くなって腰痛が起こりやすくなるとのこと。
脊柱起立筋は首から骨盤にかけて背中を縦に走る筋肉群。そのうち一番下の部分は大でん筋(お尻)の中にあるという。
お尻の筋肉が硬くなる原因
なぜ、お尻の筋肉が硬くなるのか。それは座る時間が長いからだということでした。
座る時間が長いとお尻の筋肉(脊柱起立筋)は使われないので、どんどん硬くなってしまうとのこと。
ヤンキー座り?脊柱起立筋を柔らかくする方法
実際に戸田先生の診療所では、お尻の筋肉を柔らかうする座り方を指導しているとのこと。
その座り方はなんとヤンキー座りでした。
実際にこのヤンキー座りを実践した51歳の女性は、腰痛が改善し、腰が伸びる動きが良くなったとのこと。
ヤンキー座りで筋肉が柔らかくなる理由
先生によると、深く腰を落とすことによって、脊柱起立筋が上下に引き伸ばされるためだという。
ヤンキー座りストレッチのやり方
具体的なヤンキー座りストレッチのやり方は次の通りでした。
- 肩幅程度に足を開きます。
- かかとを床につけたまま腰を落とします。
- 上半身をゆっくり前に傾けます。
- 次に、背中(ベルトの上5センチ)からげんこつで20秒間押し下げます。
- 20回ずつ朝昼晩行います。