がっちりマンデーでは2018年狭い業界トップニュースを紹介していまいた。その中で朝雲新聞社の記者が取材した火山の噴石も耐える事ができるというTOKOドームを取り上げてどれだけすごいのか、どういった技術で強度を高めているのかを紹介していました。
TOKOドームの強度の秘密
防衛省のすぐ前にある朝雲新聞社では国防に関する事や、自衛隊の活動に関する専門誌を扱っている朝雲新聞を発行しています。
朝雲新聞の若手のエースがおすすめする2018年のトップニュースがTOKOドームでした。
このTOKOドームは時速300キロでぶつかってくる火山の噴石があたっても貫通せずに耐える事ができるとのこと。
TOKOドームの特徴
どんなドームなのか、番組では秋田県大館市を訪れました。
東光鉄工という会社がこのTOKOドームを作っているとのこと。
ドームの中には柱はなくスカスカ。しかも鉄板の厚さはわずか3.2ミリとのこと。
東光鉄工の社長によると、噴石でもこわれない強度があるということでした。
重さ120トンの重さに耐える事ができて時速300キロの噴石でも壊れないとのこと。
積雪地帯の倉庫や車庫として30年で総売上75億という大ヒットドームとのこと。
アーチ状の形
強度の強さは、建物のアーチ状の形にあるという。上から重みがかかった時に負荷が横に分散サれるので壊れにくいという。
プランクベンダー
しかし、この鉄板をアーチ状に曲げることは難しいとのこと。これは東光鉄工でしか作れない技術とのこと。
その秘密のマシーンがプランクベンダーという鉄板を曲げる機械。ここにしか無い器具だという。
溶接を使わない、冷間曲げという方法で曲げているので、硬さがぐっとアップするとのこと。さらにデコボコした鉄板を曲げるのでより強度が高いということでした。
長さは50センチごとに曲げることができて、実際に南極の昭和基地でも使われているとのこと。
短期間で作れて持ち運びも便利なので人気とのこと。
まとめ
たまに雪国でもこのようなドームを見かけることがあるのですが、もしかしたらこのTOKOドームだったのかも。