世界一受けたい授業では、1日1個たまごを食べると認知症が予防できることや軽度認知障害(MCI)を早期発見することができるスマヌ法のやり方を紹介していました。さらに、脳研究に新たな道を開いたデール・ブレデセン先生がアルツハイマー予防に効果的な食材を紹介していました。
1日1個たまごを食べるだけで認知症のリスクを減らすことができる?
フィンランドで行われた認知症に関する最新研究によると、1日1個たまごを食べるだけでも認知症のリスクを減らすことができるということがわかりました。
卵を食べると認知症の予防になる理由は、認知症の原因の一つとして考えられている、記憶と関係しているアセチルコリンという神経伝達物質の減少です。
卵にはアセチルコリンの原料になるこコリンが豊富に含まれています。
最新の研究によると1日1個卵を食べたグループとそうでないグループに分けた実験の結果によるとたまごを食べたグループは食べていないグループに比べて認知症の発症リスクが22%も低下したことが分かったそうです。
アルツハイマー病を予防できる食材
デール・ブレデセン先生が教えてくれたアルツハイマーを予防する食材は次のとおりでした。
まずは、ブロッコリー、鮭、きのこです。これらの食材は、脳のゴミであるアミロイドβという毒素を排出してくれる食材とのこと。
つづいてはチーズやキムチなどの発酵食品です。
これらによって、腸内の菌のバランスを正常化することで脳に栄養が行きやすくなります。
最後はオリーブオイルやアボカドといった不飽和脂肪酸です。
これらは、脳の機能を向上させて活性化させる効果があるということでした。
夕食から朝食の間を12時間開ける
さらに食事の時にある習慣に気をつけるとアルツハイマー病を予防できるという。
それは夕食から朝食の時間を12時間開けることだという。
脳を飢餓状態にすると細胞の中のゴミであるアミロイドβが掃除されてアルツハイマー病の発症を抑制することができるとのこと。
スマヌ法のやり方
番組では軽度認知障害のチェック方法としてスマヌ法を紹介していました。
やり方は、背中に、カタカナのス・マ・ヌのいずれかの文字を指でなぞって相手に答えてもらうだけです。
なぜスマヌ法でMCIがチェックできるのか、それは認知症になると感覚の情報がわからなくなるためだということでした。
6回中半分以上間違えたらMCIの可能性があるとのこと。
まとめ
日頃かrたまごを食べるようにしたり、鮭やブロッコリー、発酵食品なども積極的に食べてアルツハイマー病予防に心がけたいところですね。