道の駅は日本全国に1014駅もあり、年間来場者は5億人という。道の駅はもちろんそれぞれ似ているようでかなり違う。そこには、それぞれの儲かり作戦があった。がっちりマンデーでは、川場田園プラザ、道の駅むなかた、さんわ182の3つの道の駅の儲かりの秘密について紹介していました。
川場田園プラザ
群馬県川場村にある道の駅。特に目立った観光スポットはないけれど、関東で人気ナンバーワンを誇る。川場田園プラザは県道64号線沿いにある。道の駅は人で大賑わい。年間来場者数は100万人以上。売上は年間11億円という。
お客さんが多い理由
もともと、1994年川場村によって川場田園プラザはオープン。その2年後に道の駅に登録。およそ5ヘクタールの敷地に
、ミルク工房やピザ工房、パン工房などたくさんの施設がある。
本格窯焼きピザが食べられたり、地ビールや銘柄豚を使ったソーセージや中でも一番の売れ筋が飲むヨーグルト。ヨーグルトは毎朝できたてを瓶詰めしているという。
この飲むヨーグルトだけで年間1億2000万円を売り上げるという。
ファーマーズマーケット
1日の売り上げがなんと400万円以上というファーマーズマーケットがある。農家の方々が野菜を持ってきて入れ替えるという仕組みを取っており、常に新鮮な野菜を購入することができる。メールのやりとりで在庫を確認するシステム。野菜の値段は農家さんが自由に決めることができ、売れ残りも自分で回収しなければならない。
ちなみに農家さんが支払う手数料は売りげの15%なんだとか。
道の駅むなかた
福岡県宗像市(むなかた)にある道の駅。国道495号線沿いにある道の駅。この道の駅のウリは魚介類。朝9時の開店直後が一番お客が多いそうです。
刺し身ややりイカなどのとれたての魚が陳列されている。2012年の売上は16億4000万円とのこと。道の駅が儲かるということは漁師さんもがっちり儲かる。年間1000万円を売り上げる漁師さんはなんと40名もいるという。
さんわ182ステーション
広島県・神石高原町にある道の駅。国道185号線沿いにある道の駅。一番のウリは、やまびこローソン。ローソンとタッグを組んで儲かっているという。神石高原町は、名古屋市よりも広い面積があるけれども、コンビニが1件もなかったという。
そこで、道の駅の傍らにやまびこローソンを作る。神石高原町の名産品も扱っている。さらに、限界集落などにも商品を届けているという。ついでに移動販売も行っているという。