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森下仁丹の復活の鍵はシームレスカプセル! カンブリア宮殿8月22日

カンブリア宮殿では、仁丹を作っている森下仁丹という会社の復活劇が紹介されていました。。仁丹は生薬入りの口中清涼剤として売られている。もともと病気を予防する万能薬として作られたそうです。この仁丹の産みの親は森下博という方で1905年に発売。日露戦争時に兵隊さんたちの護身薬として世に広まった。

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インドやアフリカにも輸出される程になった。しかし、時代は変化するもので、あまり売れなくなり赤字を計上するほどになってしまった。まさに崖っぷちに立たされた。

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森下仁丹をどん底から救ったものは?シームレスカプセルという技術

現在の森下仁丹はなんと売上高96億円にせまる勢いだという。ピンチから森下仁丹を救ったのは今の社長さん。10年前に三菱商事から森下仁丹に転職なさったという。

仁丹は16種類の生薬からなっている。これら生薬を純銀で包むことで仁丹は作られている。この包む技術こそが復活の鍵だった。

なんと、中身が液体の粒状の仁丹を開発するときに生まれた技術こそが会社の再生を支えることになるという。開発までに10年はかかったという。世界初の技術シームレスカプセル。

シームレスカプセルは森下仁丹独自の技術で、どんな液体でも包むことができるという。

このシームレスカプセルに包むことでビフィズス菌などは胃で溶けずに腸まで届けることが可能になるという。体のどこで溶かすか自由自在にできるという。

この技術は世界各国で特許を取り、森下仁丹だけのものとなった。

更に、他にもカプセル技術を持っており特許申請中のものもたくさんあるそうです。

技術をどんどん社外に売り込む

通常、こういった独自の技術は社内だけで使われるが、森下仁丹は国内の乳業メーカーや海外などに売り込みをかけた。これまでに、森下仁丹の技術を買った会社は100社にも及ぶ。1500以上の商品で使われているというから驚きです。ブレスケアや歯磨き粉、飲料、化粧品といった分野など、意外と馴染みのある商品につかわれているという。

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