今でしょ講座では、睡眠によいお茶として麦茶を取り上げていました。麦茶をティーバッグをつかって作るときのポイントがあるそうです。番組では麦茶の効果が最大限に生かせる飲み方を紹介。また麦茶の香り成分にも注目していました。詳しく教えてくれたのは杏林大学名誉教授の古賀良彦先生でした。
睡眠に良い麦茶の作り方(ティーバッグ)
まず最初に取り上げていたのは、睡眠に良い麦茶の作り方でした。麦茶は自宅で作る人も多いと思いますがティーバッグを使っていれている方は今回の方法で入れると睡眠に良い効果が出るそうです。
その麦茶のいれ方は、容器に麦茶のティーバッグをいれたらある程度時間がたったら取り出すという方法でした。
たったのこれだけでした。
そもそも、麦茶のティーバッグには説明書きに取り出す最適な時間が書いてあることが多いそうです。
つまり、麦茶のティーバッグ入れっぱなしにしないということでした。
麦茶を飲むことが良い睡眠につながる理由については香り成分が関係しています。
睡眠を促す麦茶の温度
麦茶は冷やして飲むのが定番というイメージがありますが、睡眠に焦点を当てた場合は、温かい麦茶を飲むと良いそうです。
温かい麦茶は香りがよく立つので、リラックスができるということでした。
麦茶の香り成分が脳をリラックスさせる
続いて麦茶の香り成分に関する話題です。古賀先生によると麦茶を飲むことはもちろんのこと、麦茶の香りを嗅ぐだけでもリラックス効果が期待できるとのこと。
この事実は古賀先生が行った実験によってわかったことだそうです。
水と麦茶の香りを嗅いだ時リラックスしたときに出る脳波を測定。
すると、ある変化が起こったそうです。麦茶の嗅いだときの脳波はα波が多く出て心がリラックスしているということがわかったそうです。
先程の麦茶のティーバッグの話に戻りますが、ティーバッグを容器に入れっぱなしにして焦げ臭くしておくとα波が出にくくなるそうです。
睡眠不足は認知症のリスクを高める
人生の3分の1は睡眠が占めていると言われています。なので健康長寿には睡眠は欠かすことが出来ません。
睡眠が損なわれると認知症のリスクが上がると言われているます。
6時間以下の睡眠しか取らない人は、7時間睡眠を取っている人に比べて1.36倍も認知症になる確率が高いという研究結果もあるとのこと。
カルシウムが吸収されにくくなる
また睡眠不足に陥っているとカルシウムが骨に吸収されにくいので骨粗しょう症になりやすいということも分かっているとのこと。
このように睡眠は健康長寿にとってとても大切です。