この季節は乾燥しがちで肌にも影響が出ているという人も多いはず。あさイチでは最近多いという指先の肌荒れ解消術を紹介していました。スマホの普及で指先を使うことが多くなったということも指先の肌荒れの原因だということでした。スマホを使って自分の指先が荒れているかどうかをチェックするハンドセルフィーのやり方も紹介していました。
指先の手荒れの悩みが増えている?
番組では、肌荒れと60年向き合ってきたというハンドクリームを手がける製薬会社を訪問。この会社に寄せられる肌の悩みでここ2,3年多いのが、なんと指先の肌荒れだという。
冬になると指先が乾燥してしまうや突然指先がぱっくりと割れてしまうといった悩みをよく聞くという。
皮膚科専門医の野村有子先生によると、指荒れの原因はスマホにあるのではないかと指摘していました。
というのもの、先生のところに訪れる患者さんで、指紋認証ができなくなったという人が急に増えてきたという。
また、指先の肌荒れで受診する患者が増えたのが、パソコンや携帯の使い始めた時期とまったく一致していたとのこと。
指先の手荒れをスマホでセルフチェック
番組では手荒れで悩んでいるという女性が登場し、指先の手荒れをチェックしていました。この方は指先の肌荒れは気にならない様子でした。
指先の肌荒れをチェックするにはスマホを用意します。カメラ機能を使って他人目線で自分の指をチェックするという。
指先が見えるくらいに手のひら軽くにぎり、10センチほど離してカメラで指先を撮影します。
次に、取った写真を拡大してじっくりと見てみます。指先が白くなっていたりすると乾燥しているかその前兆だという。
指先の肌荒れを防ぐためのハンドクリームの塗り方
指先の荒れを防ぐためには、シッカリとしたハンドクリームでのケアが必要だということでした。多くのかたはハンドクリームをシッカリと塗れていないとのこと。番組では皮膚科専門医の澤田美月先生がそのムラのないハンドクリームの塗り方を教えてくれました。
- 直径が5ミリほどのチューブなら、人差し指の第一関節分のクリームで手のひら2枚分の分量だという。手の甲の部分も必要なので、もう1回、人差し指の第一関節分のクリームを手のひらに取ります。つまり、人差し指の第一関節分のクリーム2つという分量です。
- 次に手のひらを合わせて、取り出したハンドクリームを温めます。クリームを温めることで伸びが良くなり、高浸透で塗ることができるとのこと。
- 全体的に塗り込み、指と指の間も忘れないように塗り込んでいきます。次に1本ずつ、指先は回しながら丁寧に塗り込んでいきます。
- 最後に手首の部分までなじませていきます。