ガッテンではダイエットが原因で脂肪肝を引き起こしてしまう理由とガッテン流の脂肪肝撃退法を紹介していました。極端な食事制限による、短期間で減量を実現する過度なダイエットは脂肪肝になるということでした。1ヶ月にどのくらい体重を落として行くのが適性なダイエットなのでしょうか。
過度なダイエットが脂肪肝の原因になる理由
38歳の男性はダイエットに関しては自信があるという。5kgくらいだったらすぐに落とすことができるという。実践してきたダイエット法はもずくだけを食べる方法やキャベツダイエットなど10種類くらいあるという。
この男性の肝臓を健康診断で調べたところ、肝臓がパンパンになっていました。精密検査が必要で検査入院も勧められていました。
番組では、ダイエットの達人たち25人の肝臓を調べた所、11人の肝臓がパンパンになっていることがわかり、そのうち3人が治療が必要なほどの脂肪肝だったということでした。
ダイエットで脂肪肝になっていた理由
ダイエットしたことが仇となり脂肪肝になっていた理由は、過度の食事制限による急激体重の減量でした。
食事制限によって、一種の飢餓状態になってしまうことで肝臓が脂肪を蓄えやすいモードに切り替わってしまい、ダイエットで減量した後も肝臓が血管から脂肪を効率よく吸収して蓄えてしまいます。
この悪循環が脂肪肝を生むということでした。
脂肪肝を撃退する方法と適性な体重減少
専門の医師によると、適性な体重の落とし方としては、10kgの減量なら半年くらいかけること、だいたい1ヶ月で2kgくらい落とすのが適性だということでした。
3つの脂肪肝撃退法
番組で紹介していた3つの脂肪肝撃退法は次の通りでした。
- ご飯の量をいつもより少し減らす。茶碗1膳ならその半分くらいの量にする。
- 1日30分程度のウォーキングなどの有酸素運動を行う。
- 夜更かしはせずに6時間しっかりと睡眠を取る。
3番目の夜更かしをしないで6時間の睡眠を取る理由は、肝臓のモードが夜になると脂肪を使うように設定されるからだということでした。
昼間は脳が糖を必要とするので糖を使うモード、夜は逆に脳が糖をあまり要求しないのでエネルギーとして脂肪を使うようにしているそうです。