今でしょ講座では朝食を抜くとリスクが高まる病気として脳出血、またリスクが上がる症状として冷え性があることを紹介していました。なんでも脳出血は血圧が高い人がなりやすい病気。朝食を抜くことで空腹によるストレスが血圧を上げてそのリスクを高めるという。朝食にベストな食事は具だくさんスープだということでした。
朝食を抜き続けると脳出血のリスクが上がる理由
朝食を抜き続けるとリスクが上がる病気には脳出血があるという。国立がん研究センターなどの発表によると朝食を抜き続けると脳出血のリスクを36%高めるということでした。
この研究は約8万人に朝食を食べる回数をアンケートし、その後、13年間に渡って追跡調査したもの。
その結果、朝食を週に0回から2回しか食べていない人は脳出血のリスクが3割増すことがわかったということでした。
空腹によるストレスが血圧をあげる要因になると考えられているとのこと。
朝食を抜くと冷え性になるリスクが上がる理由
最近の研究で判明した事実として、朝食を食べていない人は冷え性のリスクが2倍になるという。
実際にこの研究を行った東京有明医療大学保健医療学部の川嶋朗先生によると、朝食を週に何回食べるかを調査し平熱を比較するという研究をしたところ、週の半分以下しか朝食を摂っていなかった人は週の半分以上朝食を摂っていた人に比べて冷えリスクが2倍になったという。
朝は臓器を動かすためにエネルギーが必要で、朝食を食べるとこれら臓器が活発に働いて全身に血液がめぐり始めるという。
逆に朝食を摂らなかった場合でも、臓器を動かすためにエネルギーが必要になります。ではこの場合どこからエネルギーを調達するのかというと、体に蓄えていたエネルギーを取り出して使います。
この体の中に蓄えられたエネルギーがなくなってくると冷えとして感じるという。
朝食におすすめなのは具だくさんのスープ
では、朝食として食べるものはどういったものが最適なのか。先ほどの川嶋先生によると具沢山のスープこそが最適な朝食だということでした。
ポイントは温かいスープは体の体温をあげます。
具だくさんの野菜などのスープは咀嚼回数が増えるので、体温もアップするのでおすすめだということでした。