体の崩しやすいこの時期にしっておくと病気知らずになる方法。それは食事と入浴法にあるという。免疫のスペシャリストの先生自身が実践している、免疫力アップ法を主治医が見つかる診療所で伝授。食事にブロッコリースプラウトとぬるめのお風呂に浸かり、アロマオイルを垂らすことで免疫力を簡単にアップさせることができるという。
免疫のスペシャリスト星野医師が実践する方法
先生が曰く、免疫力をアップさせる簡単な方法は2つある。
・食事(ブロッコリースプラウト):バランスの良い食事。ポイントになる食材がある。それはブロッコリースプラウト。ブロッコリーの新芽でスーパーで販売されている。
この食材にはスルフォラファンという免疫力を上げる成分が含まれている。これが免疫力を上げて、さらに体の毒素をどんどん体の外に出してくれるという。
アメリカの研究でも、ガンを予防する働きがあるとのデータがあるという。というわけでブロッコリースプラウトはオススメなんだとか。
・入浴法:温めて免疫細胞を元気する。38~39度のぬるめのお湯に長く浸かり芯まで温める。さらに、アロマオイルを垂らすと免疫力がアップする。
アロマの香り成分で自律神経が整えられて内臓の働きも、免疫力も活発化する。
樹状細胞も免疫アップの鍵
樹状細胞は、皮膚とかリンパ腺に存在していてばい菌やウイルス、ガンに似た細胞を退治する作戦を考える働きをしている。ナチュラルキラー細胞(NK細胞)はガン細胞などをやっつけている。
このNK細胞を管理している細胞でいざとなったら自身もウイルスや細菌を退治するのが樹状細胞。
樹状細胞は白血球の一種で、枝を伸ばすような働きをすることからこのような名前になった。
樹状細胞の役割
ウイルスが侵入するとNK細胞やマクロファージがまずウイルスをやっつける。この時樹状細胞もウイルスをとり込み自分の細胞の中に記録する。
その情報をもとにヘルパーT細胞にウイルスを攻撃するように指令する。これにより効果的にウイルス退治する。
樹状細胞は情報を集めて整理して適切な部署に命令として伝える。
樹状細胞を元気にすると免疫力がアップする。ただ、樹状細胞の数はとても少なく、謎も多い。また、採血などによってどのくらい樹状細胞があるのかといったことを知ることも今のところ分からない。