ためしてガッテン!では1日6分間、靴下を履き椅子に座ったまま運動するだけでひざの痛みを改善させる方法が紹介されていました。その他にもひざツボ・マッサージ、魔法のブロックを入れる手術と合計で3つのひざ痛の解消のやり方が紹介されていました。
1日6分座るだけ改善法のやり方
実際にひざ痛歴2年の女性はこの方法だけで見る見るひざ痛が改善したという。
この女性は普段、リビングにある椅子に座りながらで靴下を履いた足を前にゆっくりと滑らせて、もとに戻すという運動をしているた。
もちろん寝転んだ時も同じように、うつ伏せになってひざを曲げてすーっと足をすべらせるように両方の足を動かすことができる。寝ながら行う事もできる。
軽いひざを動かす運動は炎症と痛みを取る効果がある。あくまでも穏やかに行うことが大切。急にきつい運動をすると余計に炎症をおこしてしまうので注意が必要。
実際に炎症を起こしている細胞での実験では、スライドさせるといったような軽い運動を細胞に加えると、運動をした後の方が炎症を引き起こす物質の量が減少していた。
また、ひざ痛のある6人の方でこの運動を試した結果、全員が改善した。
なぜ動かすと痛みが解消するのか
現在考えられているのは、まったく痛いからといってひざを動かさないでいると、それは、炎症の原因となる物質(免疫に関する物質)にとっては異常の知らせになる。さらに、免疫物質はしっかりするぞーとばかりに活発になってしまう。
なので、軽い運動をすることで免疫を異常に活発にさせないようにする。
座るだけ改善法で痛みが無くなったら、再発予防のための筋肉トレーニングもする必要がある。
ウォーキングなど。
足のスライド運動のやり方
①椅子にごく浅く腰掛ける
②片方ずつ足を5秒かけてスライドさせていく。前へやってもとに戻すという動作。
③反対側の方の足も同じように5秒かけてスライドさせる。かかとが上がっていても大丈夫。
④10往復3セットを朝夕の1日2回を行う
とにかくひざを軽くゆるやかに動かすことが痛みを改善する秘訣とのことでした。