主治医が見つかる診療所では今年身につけるべき健康習慣について紹介していました。そのなかでとりわけ注目されていたのが青ネギを毎日食べると見た目が10歳若返るという習慣でした。注意しなければ行けないのは長ネギではなくて青ネギという点です。
青ネギを毎日食べると見た目が10歳若返る理由
番組が向かったのは同志社大学京田辺キャンパス。この青ネギの美容効果について詳しく教えてくれたのは同志社大学糖化ストレス研究センターで老化について研究している、八木雅之農学博士でした。
近年老化の原因のひとつとして注目されているのがAGEという物質です。体内で糖とタンパク質が結合して作られつといわれている。
お菓子やスイーツなどに含まれている糖の他に、炭水化物などの摂り過ぎてしまい、体内に糖分が増えてしまうと肉や魚などのタンパク質と結合してAGEとなってしまうという。
これが増えることでどんどん老化が促進されるという。
もっとも、このAGEができるのを抑える食べ物があります。それが野菜やハーブなどの植物系の食べ物。
八木博士の植物エキスの実験
八木博士は数種類の植物から抽出したエキスを作り、エキス100mgを毎日12人に摂取したグループとそうでないグループ12人とに分けた実験を行ったそうです。
これら2つのグループの3ヶ月後の肌の黄ばみを測る検査をしたところエキスを毎日摂取していたグループは実験前より5%黄ばみが減少していたという。
中には肌が明るくなった人もいたそうです。このエキスの摂取を1年続けたら10歳若返ったかもしれないとのこと。
青ネギが実験で使った植物エキスの代わりになる?
では、博士が行った実験で使った植物エキスの代わりとなる食材?として紹介していたのが青ネギとのこと。
青ネギは主に西日本で栽培されている九条ねぎ、博多万能ねぎなどが有名とのこと。
東日本で主に栽培されている長ネギ(深谷ねぎ・矢切ねぎ)などとは違うので注意が必要です。
八木博士の研究によると青ネギはAGEを作らせない働きが強いとのこと。
青ネギの1日の摂取量
では、青ネギは1日でどのくらい食べたらよろうしいのか。それは、博士によると1日20gくらい摂れば、実験で使ったエキス100mgくらいに相当するとのこと。青ネギ4本分で刻めば片手に乗るくらいの分量です。
青ネギを毎日20g食べ続ければ1年で10歳若返る可能性があるとのこと。