2月19日にNHKで放送されたガッテンでは、靴下を長持ちさせニオイと穴、そして毛玉を防ぐ方法を紹介していました。その方法は裏返しにしてから洗濯するというもの。なんとこれだけで通常の3倍以上ものタンパク質を落とす効果が出るとのこと。でも意外と靴下の正しい洗い方は簡単で、靴下のタグにしっかりと書いてありました。
靴下は裏返してから洗うとニオイと穴、毛玉を防ぐことができる理由
靴下を洗濯するとき、どのようにしているでしょうか。わざわざ裏返しにしてから洗っているという人はあまりいないのかもしれません。
番組のアンケートでも50人中40人近くが裏返しにして洗っていませんでした。
むしろ、裏返しにならないように洗っている人も多いのではないでしょうか。
でも、この裏返しにしない靴下の洗い方は間違っていたということになります。
裏返しにすると汚れが落ちる理由
ここからが本題です。読みの良い方は、裏返しにしないと汚れが靴下の中に残っているのではないかと考えるかもしれません。
この考え方も半分正解でした。
つまり靴下の裏についた汚れは落ちにくく、表についた汚れは落ちやすいということです。
このようになる理由は靴下の裏側の糸は伸縮性のある糸を使っているために汚れが絡みやすくなっているからです。
靴下を洗ってもすぐに臭くなる理由は裏側に残った汚れが蓄積することで菌が繁殖した結果でもあるということでした。
裏返し洗が穴をあきにくくする
続いて靴下の穴についてです。これは靴下を長持ちさせるうえで欠かせないことです。裏返しにせずに洗い続けていると表面の繊維が傷み、穴が空きやすくなっていしまいます。
これは靴下の表面は天然繊維やコットン素材を使用しているので洗に弱く摩擦に弱いためです。
一方裏側の繊維はポリウレタンなどの化学繊維を使っているので天然繊維と比べて強度が高くなっています。
なので裏返しにして洗ったほうが穴が空きにくいというメリットもあります。
裏返し洗で毛玉がつきにくくなる
また、実際に6ヶ月間、靴下を裏返しにして洗ったところ(番組の検証)そうでないものと比較して色落ちや毛玉があまりついていないなどの効果があったとのこと。
裏返しにして洗う方法まとめ
靴下を裏返しにして洗う方法のまとめです。
- まずは靴下を裏返しにします。わざわざ表にする必要はありません。
- さらに干すときも裏返しにして干します。
- 靴下の傷みを防ぐには陰干しがおすすめとのこと。