11月18日の健康カプセルゲンキの時間では、意外な食べ合わせが頭痛を引き起こしたり、夜寝る前の寝酒という習慣が膝痛の原因になるということを取り上げていまいした。長引く体の痛みの原因が実は普段行っていることが原因になることもあるようです。詳しく解説してくれたのはペインクリニックの医師の北原雅樹先生でした。
膝痛の原因が寝酒にあったケース
番組では、意外な原因で膝痛に悩まされていた人が紹介されていました。和食料理店を営む男性(65歳)は左膝を痛めていました。
3年前から階段の昇り降りも不自由になるほどに痛むようになり、仕事をやめることも考えていたそうです。
整形外科での診断は変形性ひざ関節症ということで、ヒアルロン酸注射などもしていたが一時的に痛みを抑えるだけで根本的な解決にはなっていなかったそうです。
そこで、北原先生のペインクリニックを受診。そこでアドバイスを受けたそうです。
寝酒をやめたら膝痛が解消
ヒザの痛み悩む男性が北原先生から受けたアドバイスは寝酒をやめることでした。
寝酒を止めた男性は半年後、先生から指摘された体重の減量も行うことで階段の昇り降りもだいぶ楽にできるようになり、以前の膝痛も改善したとのこと。
人生180度変わったとのこと。
ヒザ痛が解消した理由
寝酒や睡眠時無呼吸症候群は深い眠りを妨げる要因になります。
痛みと睡眠はとても密接な関係があり、熟睡できていないと脳内で痛みを遮断する成分が充分に分泌されないため痛みを感じやすくなるとのこと。
このように深い眠りを妨げる習慣をやめることで長引く痛みが解消するケースが多々あるとのこと。
食べ物が原因で頭痛になることも
北原先生は食べ物が原因で頭痛が引き起こされることもあるということでした。
例えば、赤ワインとブルーチーズの食べ合わせ。
これによって極稀に頭痛を引きをこすことがあるそうです。
これは赤ワインやブルーチーズに含まれているチラミンが血管が収縮させることが原因となっているとのこと。
パンが原因で背中、首周りに痛みが出たケース
これは先生自身が体験したケースで、日曜日の決まった時間帯に背中と首回りが痛くなっていたそうです。
この日は家族で外食するのが習慣だったとのこと。食べたものを思い起こすと、中華やイタリアンだったそうです。
グルテン不耐症が原因だった
後にわかったことは、小麦に入っているグルテンに体が過剰に反応していたことが痛みにつながっていたということでした。
グルテン不耐症は小麦アレルギーまでいかないが、体が過剰に反応して様々な不調を起こすことが知られているそうです。
まとめ
痛みの原因は思わぬところにも潜んでいるということがわかりました。また、普段行っている当たり前のことが原因で痛みを引き起こすことがあるということがわかりました。